2012年02月24日

鈴木亘(2010.9)『財政危機と社会保障』(講談社現代新書)講談社

 乙が読んだ本です。
 今の時代にぴったりの本です。
 日本の財政危機と社会保障とが関連する問題であることがよくわかります。
 いくつか、特におもしろかったところを抜き出しておきましょう。
 p.80 では、菅首相のいう「強い社会保障が成長戦略だ」が間違いであることが明確に書かれています。2010年当時、こんなにはっきり間違いを指摘した人がいたでしょうか。いたかもしれませんが、乙は知りませんでしたので、とても興味を持ちました。
 p.141 では、技術的に年金は破綻しないこと、一方、p.145 では、政治的に年金が破綻しうることを述べています。なるほどと思いました。今の政治家たちのアホさ加減を見ていると、これこそが日本の危機であるという思いを強くします。これから日本がどうなるのか、心配が募ります。
 本書は、全体として、日本の財政危機と年金・医療・介護・保育所などの問題をわかりやすく説くものです。一読することで、日本のこれらの問題をどう考えるべきか、正しい視点を得ることができます。

 それにしても、本書は、2010年9月刊行の本なのに、「菅首相」などが出てきて、古さを感じさせます。たった1年半前なのにです。日本では総理大臣がころころ変わっていて、日本という国は、なんて安定感のない国なんだろうと思います。




posted by 乙 at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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