2013年04月26日

MRI に対して証券取引等監視委員会が処分

 新聞記事などで大きく報道されました。MRI に対して証券取引等監視委員会が処分の方針だそうです。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201304250671.html
から一部引用します。
 資産運用会社「MRIインターナショナル」(本社・米ネバダ州)が、日本国内の顧客から預かった資産約1300億円を運用せず、財務局にもうその事業報告書を提出していた疑いがあることが25日、証券市場関係者の話でわかった。資金の大半が失われている可能性があるという。
 証券取引等監視委員会も、立ち入り検査などを通じてこうした疑いを把握しており、26日にも金融商品取引法違反の疑いで行政処分をするよう、金融庁に勧告する方針だ。
【後略】

 MRI の MARS 投資については、乙も以前ブログ記事で書いたことがあります。
2006.2.22 メディカル・アカウント・レシーバブル投資商品「MRI SERIES SELECT A」
    http://otsu.seesaa.net/article/13588603.html
自分なりに検討した結果、乙は納得できなかったので、投資は見送りました。
 そういう昔の(乙にとっては「昔」です)金融商品がこんなことになるのですね。
 時間は、その金融商品がどんなものかを見事に示してくれます。10年後、あるいは20年後、その投資先がちゃんと生き残っているでしょうか。
 乙も失敗したケースがあるので、大きな顔はできませんが、詐欺や破綻のニュースを見ると、昔検討してやっぱりやめておこうと思ったようなケースがかなりあります。
 どんなものに投資するべきか。あるいは投資するべきでないか。
 いろいろ考えさせられるニュースでした。
ラベル:MRI
posted by 乙 at 07:27| Comment(2) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする