2014年05月12日

ピーター・D・シフ、アンドリュー・J・シフ(2011.6)『なぜ政府は信頼できないのか』東洋経済新報社

 乙が読んだ本です。「寓話で学ぶ経済の仕組み」という副題が付いています。
 3人が魚を捕って(それをそのまま食べて)暮らしているという設定で物語が始まります。それから、新しい網を作って、たくさんの魚を捕まえて、それを分配したり、「魚紙幣」を作ったりしていきます。現実のアメリカ経済を元にした寓話であることがわかります。
 マンガなども多く、その点では読みやすい本だと思います。
 しかし、このタイトルは何でしょうか。本の内容とかなりずれています。原題は「How an economy grows and why it crashes」です。原題ならばわかりやすいし、書かれている内容を一言で表しているという意味で、とてもいい題目です。なぜこれが「なぜ政府は信頼できないのか」になるのでしょう。副題をメインタイトルにしていたら、少しはマシだったと思います。
 この結果、乙にとっては、期待した内容と違ったことが書かれている本だということになりました。
 題名の翻訳はむずかしいものですが、それにしても、今の題名の翻訳は、読者に悪い先入観を与えてしまうことがある点で、より望ましい題名にしてもらいたかったと思います。
 寓話で経済の仕組みを説明するという試みはうまくいったといえるでしょうか。
 乙の感覚では、「成功した」とはいいにくいように思います。
 たとえば「魚は(時間が経っても)腐らない」ということになっています。金本位制を魚で説明しているのですが、現実の魚は腐らないはずがありません。その点だけでも金本位制を説明するのに不適切なたとえだと思います。
 マンガもあるので、1冊を通読するのはむずかしくありません。すうっと読んでいけます。しかし、どうも頭に残りにくいように思います。
 乙は図書館で借りて読んだのですが、自分で買わなくてよかったと思いました。




posted by 乙 at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月10日

ワンルームマンションを売るときの設備表の記入に困った

 乙は、ワンルームマンションなどを買ったりしていました。
2006.3.17 http://otsu.seesaa.net/article/14940825.html
2006.3.16 http://otsu.seesaa.net/article/14879201.html
しかし、あまり将来の展望もなさそうだし、売却することにしました。管理がめんどくさいというようなこともありました。
 で、不動産仲介業者に依頼して、売りに出そうと思ったのですが、今は、買い手が見つかったとしても、その買い手に対して、マンションの設備などを詳しく書いた書類を付けなければならないのだそうです。
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/juutaku_seisaku/ansingaido_5.pdf
https://www.mlit.go.jp/common/000026648.pdf
 一つは、物件状況等報告書というもので、雨漏り、シロアリ、給排水管の故障、腐蝕、火災被害、漏水被害、土壌汚染、浸水被害、近隣の建築計画、電波障害……など、記入するべきところがたくさんあります。もっとも、実際に書くべきところは「何もない」のですが。
 もう一つ、「設備表」というのがありました。この設備表は、社団法人不動産流通経営協会(FRK)標準書式です。2009.4 改訂だそうです。以下のようなことを書きます。

(1)主要設備
給湯関係
 給湯器(電気・ガス・石油)
 バランス釜
水廻り関係
 厨房設備 流し台、コンロ(電気・ガス)・グリル、レンジフード(換気扇)、オーブン・オーブンレンジ(電気・ガス)、浄水機、食器洗い機
 浴室設備 鏡、シャワー、コンセント、くもり止め
 トイレ設備 保温、洗浄、乾燥
 洗濯用防水パン
空調関係
 冷暖房機(電気・ガス)、冷房機(電気・ガス)、暖房機(電気・ガス・石油)、床暖房設備、換気扇
その他
 インターホン(TVモニター機能)、ドアチャイム
(2)その他の設備
照明関係
 照明器具
収納関係
 食器棚、つり戸棚、床下収納、下駄箱
建具関係
 網戸、雨戸、戸・扉、ふすま、障子
その他
 TV共視聴施設 衛星アンテナ(単独・共同)(BS・CS)
 カーテンレール、カーテン、物干し

 実に大変です。乙が知らないようなことがたくさんあります。
 たとえば、トイレに保温、洗浄、乾燥の機能が付いていたかどうかなんて、まったく覚えていません。
 買ったとき(約10年前)に、1回だけ中を見たことがありますが、その後は全然現地に行ったこともありません。まったく書けない状況でした。
 所有する住戸の中に入って確認すれば、記入はできますが、賃借人が住んでいるとなれば、勝手に入ることはできません。
 いやはや、大変です。
 実際は、仲介業者がマンションのパンフレットを見ながら記入しました。確かに、それしかできないですね。しかし、これこれの設備が付いているという書類ですから、瑕疵があれば売り主側の責任になる可能性があります。要注意です。
 余計なことですが、新しい買い手は遠方に住んでいる人だそうですが、当該物件を売るとき、こんなことが記入できるのでしょうか? 乙の知ったことではありませんが。
posted by 乙 at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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