乙は、Walton International Group Inc. のランド・バンキングに投資してきました。
2006.8.7 http://otsu.seesaa.net/article/22025403.html
先日、Walton から連絡があって、17年ほどの運用期間が終わり、償還を迎えました。
で、結果はどうなったか。
Payment Date: 8/15/2023
Source Amount: CAD $ 2,125.46
Transfer Fee: CAD $ 19.50
FX Rate: 0.00952967
Sent Amount: JPY $ 223,036.00
乙が 2006 年に投資したときは、カナダドルで 11,250 ドル、日本円で 116 万円ほどを送金しました。
金利数%程度の「投資」になるものと思いましたが、結果的には投資資金が1/5になってしまい、大幅な損失になりました。
乙は、ランド・バンキングがどういうものか、わからなかったので、とりあえず1回やってみて、償還を迎えて、資金が増えていたら、別のランド・バンキングの投資物件に振り向けてもいいと思い、過去17年の間、何回か投資の勧誘があったのですが、すべて断ってきました。とにかく、1回償還までの全プロセスを経験して、どんなことにどういう手数料がかかるか、最終的にどうなるのか、すべて経験してみたいということです。
結果的に大きなマイナスになったので、今後、ランド・バンキングに投資する気も起こりません。
今回の経験はいい勉強になりました。
ランド・バンキングの問題点ですが、最終的に土地を売却してその資金を投資家全員で分配するまで、「現在価額」が不明のままであり、資金は相当長期間の間、寝かせたままになります。
そういうランド・バンキングの不便さやリスクを背負ってまで投資に値するとは思いません。
今回の1件の経験だけですべてのランド・バンキングが同様だということは言えませんが、個人投資家があれこれ経験するには、自分が死ぬまでの時間が短すぎるように思います。
まあ、今だったら、不動産に投資する ETF などがあるので、ランド・バンキングよりは、そういうものを利用するほうがいいとは思いますが、何事も経験であり、勉強であると感じています。
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