2024年03月24日

Interactive Brokers で毎月の取り崩しと日本への送金

 乙は、2023 年3月末の退職後に年金生活者になりました。
 乙は、アメリカの Interactive Brokers 証券会社で各種 ETF などを購入してきましたが、今後はこれを取り崩すことになります。
 もしも、このままにしておいて、乙が死んでしまった場合、家族にあてて、どんな金融機関にどのくらいの資産が預けてあるかはメッセージを残すようにしています。

 2010.2.3 エンディングノートと妻への報告
    http://otsu.seesaa.net/article/140099414.html
 2008.2.10 エンディングノート(4)
    http://otsu.seesaa.net/article/83238257.html
 2008.2.9 エンディングノート(3)
    http://otsu.seesaa.net/article/83093468.html
 2008.2.8 エンディングノート(2)
    http://otsu.seesaa.net/article/82931951.html
 2008.2.7 エンディングノート(1)
    http://otsu.seesaa.net/article/82754174.html

 しかし、実際にいざそうなると、家族はどうしたらいいかわからない場合も出てくるかもしれません。国内の金融機関は、日本語でやり取りできますから、何とかなると思いますが、海外の金融機関は日本語が通じませんので、家族にはかなりの負担になるかと思います。
 そこで、毎月一定額の資金を取り崩し、日本の金融機関に送金することにしました。
 Interactive Brokers は、毎月1回までの資金引き出しが無料でできます。日本での受け取り銀行を新生銀行にすると毎月1回までの海外からの入金が無料でできます。両方を組み合わせれば、最も安い送金方法が完成です。
 そんなわけで、乙は 2023 年の9月から毎月1回の取り崩し→送金の手続きを行ってきました。数年程度で全額を送金し終えると思いますので、そのときは、口座を閉鎖して取引が終わります。
 日本の証券会社などでの取引はさらに継続させますが、こちらは、乙が死んだ場合でも、家族が何とかしてくれるでしょう。
 海外の口座は、数年先を見越して、順次解約していくことになります。
 これが乙の終活ということになります。
posted by 乙 at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 老後の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月10日

ベネフィット・ワンの株式の公開買付と売却

 乙はベネフィット・ワン(2412)の株式を 200 株ほど持っていました。なぜこの株を買おうと思ったのか、今となっては思い出せません。そもそも、いついくらで買ったのかも忘れましたし、記録も残していません。
 先日、乙のところにベネフィット・ワンの公開買付が始まるという書類が送られてきました。分厚い書類で、一読するのも大変なくらいです。
 乙は、昨年、東芝の株で公開買付の経験をしました。

2023.9.27 東芝の株式の公開買付に応募(続)
    http://otsu.seesaa.net/article/500904951.html
2023.9.22 東芝の株式の公開買付に応募
    http://otsu.seesaa.net/article/500840771.html

 公開買付に応募する手続きが面倒で、またこれと同じことをするのかと思うと、嫌気がさしてきました。
 みずほ証券に口座を開設し、乙がベネフィット・ワンの株を入れている SBI 証券から株式を移管し、その上で、公開買付に応募するという手続きをするわけですが、それをしたからといって、特にもうかるわけでもありません。公開買付の金額 2173 円で株が売れるというだけの話です。
 そこで、今回は、公開買付に応募しないことにしようと思いました。今回のように会社の取締役会が賛成している公開買付はだいたい成立するものです。
 乙が、公開買付に応募しないでそのまま株を持っていると、結局、賛成多数で公開買付が成立し、数ヶ月後に当該株式が上場廃止になるのですが、そのとき、公開買付のときと同じ価格で会社が株を買ってくれることが多いようです。だから、何もせず、そのまま株を持っているだけで、(数ヶ月間のタイムラグはありますが)公開買付と同様の結果になります。
 だったら、面倒な手続きをすることはまったくのムダな努力です。乙は何もしないで行こうと思いました。
 公開買付が発表されても、市場での売買は継続されます。株価は、だいたい公開買付の価格の少し下あたりで張り付いたような価格になります。
 そこで、SBI 証券経由で 2170 円で売却注文を出しました。乙は 200 株を所有していますので、3円×200株=600 円の損失が出ますが、大した金額ではないし、むしろ面倒な手間が省けるので、手間賃だと思えば問題はありません。公開買付の価格からたった3円しか違わないのなら、買う方だってあまりもうけが出ないわけで、だったら乙が売ろうとしても売れない結果に終わるかもしれません。その場合は、そのままじっと株を保有していて、数ヶ月遅れで現金化されて、それで終わります。
 そんなことで、ベネフィット・ワンの株を 2170 円の指し値で売り注文を出して、一週間ほど待ってみました。
 何と、売れました。その後、株価の流れをチャートでチェックしてみると、2170 円に達したのはほんの瞬間的なタイミングで、だいたいは 2168 円から 2169 円あたりを指しています。乙は運がよかったようです。
 こうして乙は公開買付の対処法の一つを身をもって経験したことになります。
posted by 乙 at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする