会社側の報告事項と決議事項の説明があった後、株主からの質問や要望、意見などの発言がありました。乙はこのやり取りが好きで、あちこちの会社の株主総会に出席しています。
松屋フーズホールディングスの株主総会は、他の会社の株主総会とちょっと違ったところがありました。株主からのほぼすべての発言に対して、社長(瓦葺一利氏)が自ら回答していました。他の取締役に回答を回したのは1件だけだったと思います。
実は、これはすごいことです。会社の今後の海外展開や、中期的な目標といった大きな質問だけでなく、どこそこの店舗が火災を起こしたとか、テイクアウトの容器の蓋が外しにくいとか、各国大使館とのコラボによるメニュー展開はどうなっているかなどの細かい質問も飛びだしてきました。それぞれの質問に対して、社長の回答はすばらしいもので、質問の意味を取り違えることはなく、それぞれに対して的確に答えていました。
乙は、そのようすを聞いていて、この社長は、松屋フーズの全体を自分で完全に把握している印象を持ちました。
今の社長は創業者(瓦葺利夫氏:現会長)の長男だとのことですが、
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乙は、今回の社長の答弁を聞いていて、安心感・信頼感が高まりました。こういう社長ならば、安心して経営を任せられるという自信が持てました。
乙は、松屋フーズの株をずっと持ち続けようと思います。10年後、20年後の松屋フーズが楽しみです。