http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080715-00000023-dwj-biz
という記事があります。
さて、乙は、アメリカのエージェンシー債に投資しています。
2007.1.25 http://otsu.seesaa.net/article/32064138.html
そのときは、債券ならば、実質的にアメリカ政府が保証しているようなものだと思っていましたから、どのエージェンシーかということはほとんど無視していました。
最近のニュースを見ると、ファニーメイとフレディマックには株価の大幅な下落があり、経営不振は明らかです。もしかすると、債券だって償還されない可能性があるのかもしれません。
乙は、心配になって、自分の購入した債券の発行元をチェックしてみました。ファニーメイとフレディマックではありませんでした。これで一安心ですが、今から思い起こしてみると、ファニーメイは、買おうとした債券の中に並んでいたように思います。エージェンシー債ならば、それでも同じだろうということで、銘柄についてはまったく気にせずに選んでしまったので、もしかしたら、乙はファニーメイの債券を買っていたかもしれません。くわばらくわばらでした。
もっとも、債券の償還まではまだまだ何年もありますから、他のエージェンシーがおかしくなる可能性もあるわけで、安心していてはいけないのかもしれません。
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今回の件を端に、暴落を受けた場合、先進国グローバル債権、日本の国債はどのようになるのでしょうか?
株の暴落と債券の関係はむずかしいです。
一般に、株が暴落しても、債券は株よりも優先して償還されますから、利息が付いて返ってくるはずですが、企業が潰れてしまえば、債券も紙くずになってしまいます。
「先進国グローバル債権」が何を指すのか、わかりません。先進国とグローバルは対立する概念かもしれませんし、債券と債権はずいぶん意味がちがいます。
日本の国債は、外国の企業がどうなっても、直接的には関係ないと思います。政府の責任で(国債の購入者から)借金しているだけです。
私の所有していた米ドルMMFにも、フレディマック3.6%、ファニーメイ0.9%含まれていました。今後の話をきくと株価は下がったが、債権はさがってないので、両者の債権をはずす予定はないようです。保全という観点からは他のMMFにするか、短期国債にするか、外銀に定期で入れるかしないとと思ってます。
乙にはこういう経験がありません。
もっとも、ETF の時価を毎日調べるようなことをそもそもしていないので、気が付くはずもありませんが。
証券会社にお尋ねになった結果をお知らせいただけると幸いです。
あ、そういえば、株式分割のようなことがありましたね。
これが原因ですか。ならば、原因がわかったことになり、ハッピーではないですか。
乙が使っている Interactive Brokers は、何円(何ドル)でシェアをいくつ持っているので、時価総額いくらといつでも表示してくれるので、分割の話はまったく気になりませんでした。