2008年08月27日

TOPIX連動型上場投資信託の運用報告書

 乙が保有している TOPIX連動型上場投資信託の運用報告書が届きました。
 この ETF は、
http://www.nomura-am.co.jp/fund/funddetail.php?fundcd=141306
に説明があります。
 しかし、このページには、運用報告書がアップロードされていないのですね。不思議です。
 月次レポート、投資信託説明書(交付目論見書)、投資信託説明書(請求目論見書)、チャート、分配金の履歴、販売会社一覧などが見られるようになっているのに、運用報告書がネットで見られないのです。
 こういうことでいいのでしょうか。ETF (あるいはファンド)の実態を一番よく物語る資料だと思いますが、……。
 この ETF については、以前にも記事にしています。
2007.8.19 http://otsu.seesaa.net/article/51882447.html
 今期は、分配金が 1944 円出ていて、ある意味で順調なように見えますが、実はそうではありません。基準価額の下落は、それはそれでひどいもので、1年前に比べると、-26.7% です。惨憺たる成績です。しかし、まあ、市場の動向がこうなのですから、文句をいっても始まりません。
 p.4 には、100口当たりの費用の明細が書いてあります。信託報酬 197 円(投信会社 129 円、受託銀行 68 円)、保管費用 39 円で、合計額 236 円です。
 この期間での 100 口の基準価額は 15 万円くらいですから、それを基準にすれば、0.15% です。コストは安いです。
 とはいえ、この ETF の保有している株式の売買は、野村證券を経由して行われることが多く、p.4 によれば、野村證券との取引額は、買付額の 56.5%、売付額の 65.0% を占めているとのことです。ETF でも、証券会社からは切っても切れない関係にあるのですね。(株式の売買は、まあ、どこの証券会社でも大差はないと思いますが。)
 こういう大事な書類は、ぜひ、ネット内にアップロードしておいてほしいものだと思いました。
posted by 乙 at 04:03| Comment(0) | TrackBack(1) | ETF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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