乙がブログで見かけたのですが、日高誠さんによる記事
http://blog.livedoor.jp/m_hidaka/archives/51066194.html
はおもしろいと思います。
だんだん上昇しているファンドと、いったん下がって、その後少し復活して元値に戻ったファンドがあったとき、ドルコスト平均法で積立投資をしていくと、後者のほうが成績がよくなるという話です。
具体的な計算結果も出ていますので、間違いはないと思います。
これはかなり意外な感じがします。
ファンドは基準価額が上下するものですが、まさに基準価額の上下を活かして資産を積み上げていくには、ドルコスト平均法は優れた方法だと思います。
理論的には、ドルコスト平均法は得でも損でもないのですが、普通の人の投資スタイルとしてはなかなかいいものを持っています。定期的に投資を続けるためには、この方法が望ましいと思います。
乙は、ドルコスト平均法を採用しているわけではありません
2006.8.14 http://otsu.seesaa.net/article/22320551.html
が、現在は、それに準じた投資行動を取っています。
2008年11月28日
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この例は、3倍・1/3以下と、相場の変動が極端です。このような極端なほうが、ドルコスト平均法の効果は現れやすいのです。
シミュレーションしてみれば分かりますが、下げ・上げがもう少し緩やかだと、ここまでドルコスト平均法が有利にはなりません。
>この例は、3倍・1/3以下と、相場の変動が極端です。
最近の株価の変動は、1/3 くらいに下がっている状態ではないでしょうか。
これから3倍になるか、不明ですが、まあそんなこともあると考えると、今のような極端な株安でも、着実に投資し続ければ、それなりの成績になるというところがおもしろかったところです。