http://diamond.jp/series/inside/08_12_13_001/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081208-00000001-sh_mar-sci
ですが、生命保険の原価をライフネット生命保険が明示したというニュースがありました。
これは大変おもしろかったです。
何がおもしろいか。
今まで、保険会社がどれくらい「儲けているか」を知るすべがなかったのに、それが明示されてしまったのです。
DIAMOND ONLINE の記事では、「業界初!“保険の原価”を開示したライフネット生命に怨嗟の声」などという見出しを付けています。それだけエライことをやってしまったというわけです。
ライフネット生命保険のサイトでは以下を見ると書いてあります。
http://www.lifenet-seimei.co.jp/deguchi_watch/2008/11/post_23.html
http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2008/1304.html
あまりうまく分析できませんが、直観的に、生命保険会社というのはおいしい商売だと思いました。ライフネット生命保険は、自社の手数料が少ないからこそ、自信を持って開示したのでしょうが、それでもこんなにも高いわけで、他社はもっとずっと手数料が高いことでしょう。それが「おいしい」ということです。
生命保険会社にとっておいしいということは、裏を返せば、契約者はかなり損をしているということになります。生命保険は、死んだとき保険金が出ますが、死ななかったときも、なにがしかの返戻金があっておトクであるかのような幻想を振りまいていますが、そんなことはないです、はい。保険会社は、しかるべき手数料を差し引いているわけで、それは当然ですが、今まで手数料がどれくらいかがわからないままだったんですね。
いろいろな人が「生命保険に入る必要はない」という主張を述べていますが、もしかして、こういう原価を(ライフネット生命保険会社の公開以前に)知っていたのでしょうか。
乙は、すでに生命保険を解約してしまったので、
2006.6.11 http://otsu.seesaa.net/article/19109808.html
どうでもいい気分ですが、今後生命保険に加入しようと思っている人は、いろいろと計算して、自分で納得する必要があるでしょう。
竹川美奈子さんもブログでコメントしています。
http://blog.goo.ne.jp/m-takekawa/e/e6f783e659ecea39750d81a9fa0c1fac
「同社だけが公開しても比較のしようがないので、どこか追随してくれるとよいですね・・・。」としていますが、そんなことを期待しなくてもいいのではないでしょうか。他社の保険料を聞けば、その中の純保険料はライフネット生命保険とほぼ同じはずですから、契約者の年齢などの条件が合えば、だいたいこれくらい手数料を取っているなと計算できるはずです。そこが今回の話のすごいところです。
カン・チュンドさんもメルマガ「投資信託 テッテイ 攻略法」380号でコメントしています。
http://archive.mag2.com/0000051074/20081210120542000.html
道産子投資道さんもコメントしています。
http://blogs.yahoo.co.jp/aki10292002/27435953.html
モンチさんもコメントしています。
http://m0nch1.blog.shinobi.jp/Entry/489/
吊られた男さんもコメントしています。
http://blog.livedoor.jp/tsurao/archives/984365.html