2008.12.15 http://otsu.seesaa.net/article/111249401.html
なぜ、こんなに高金利の定期預金があるかといえば、新生銀行の経営がおかしくなっているからだといえます。
この件について、ネットを探してみると、
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/backnumber/n_shinsei_bank__20090204_1/story/04fuji320090204202/
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0902/04/news053.html
では、新生銀行の債券利回りが非常に高くなっていることを指摘しています。市場がそう見ている(高い利回りにしないと債券が売れない)という意味で、危ない金融機関だというわけです。
また、
http://www.tom.sfc.keio.ac.jp/~sakai/d/?date=20090109
では「新生銀行も日本振興銀行も色々ヤバイという話はありながら、それでも預金保険をあてにして高金利の銀行に預金するのだから、モラルハザードだなぁと我ながらに思う。」と述べています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1321483728
http://blog.livedoor.jp/avexfreak/archives/51567358.html
なども同様の話です。
多数の人は、預金保険で保護される範囲内で(1000 万円以下で)定期預金にするでしょうから、特に心配する必要はないのではないでしょうか。(2009.2.9 削除)
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最近は条件が次第に改悪されてきたとはいえ、他行と比べるとまだまだ有利なのですが、この方針がいつまで持つかは心配なところです。
経済学では、この例のように保険の存在によってリスク回避行動が阻害されることをモラルハザードと呼んでいて、引用部分でもその意味で用いています。ご参考までに。
大辞泉を引くと、「《道徳の欠如、倫理の欠如の意》金融機関や預金者が道徳的節度を失って行動すること。金融機関が過当競争から預金保険制度を過度に充実した結果、大口預金者が多くの利子をかせごうとして経営があやぶまれている銀行にも預金したり、また、高い利子を支払って資金集めをした金融機関がリスクの高い貸付先に高金利で融資し、経営悪化を招いたりするケースなど。」とありました。
ここに挙げられているように、今回の話は、モラルハザードと言っていいということになります。本文中の記載は訂正する必要があります。
コメント、ありがとうございました。