ところが、一つ、問題が見つかりました。新生銀行のサイトにアクセスして、「口座情報」をクリックすると、Firefox でも Internet Explorer でも、その下の位置に「口座情報一覧」「詳細」「入出金明細」「お取引レポート」という下位タブが表示されるのですが、Google Chrome でアクセスすると、下位タブがまったく表示されません。ということは、これらの情報にアクセスできないということです。
もちろん、別のブラウザにすれば問題はないのですが、ついつい慣れたブラウザでアクセスしたいと思うものなのです。それに、メールソフトやエディタなどで URL をクリックしてブラウザを立ち上げる場合も、一つだけが優先されるしくみになっています。それが Google Chrome になっていると、一部のサイトだけ別のブラウザを使うということはかなりの手間になります。
銀行側にも言い分があって、「指定されたブラウザでアクセスしなければ、正常に表示されないようなことがあってもしかたがない」ということでしょう。それはもっともです。新生銀行に電話で聞いてみると、「当行の推薦環境では Internet Explorer 5.5 以上となっており、それ以外の環境では不具合が起こることがある」と言われてしまいました。
新生銀行は Firefox にも対応していないのですが、以前、Firefox で不具合があり、新生銀行だけは Internet Explorer でアクセスしなければならない時期がありました。その後、しばらくすると、Firefox でアクセスしてもトラブルが起こらなくなりました。ですから、新生銀行としては「推奨」はしないけれども、実際は利用者の便を考えて、適当にサイト内を改修しているように思います。(いや、もしかして、Firefox のバージョンアップで変わったのかもしれませんが。)
今回の話も、そんな「解決」がなされることを期待したいところです。
2009.2.16 追記
この話の続きを
http://otsu.seesaa.net/article/114316309.html
に書きました。
よろしければご参照ください。
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Firefoxの場合、まだ当分は「IEに切り替えて表示」が必要なようです。
http://www.srware.net/en/software_srware_iron_download.php
Googleにプライバシーを覗かれてしまうのがいやな場合におすすめです。
いろいろ考え方はあるでしょうが、乙は、このくらいのことは「危険な」こととは思いません。事故が起きるとしても、些細な事故で、自分の口座のお金がなくなるようなことではないと信じています。
だいたい、各種サイトにアクセスするときに、いちいち対応ブラウザなどを調べてからアクセスするものでしょうか。
Google Chrome を使うような人は、Internet Explorer の動作に不満を感じている人でしょう。そういう人は、Google Chrome を使うほうが IE よりも便利だと思っているはずで、どのサイトにアクセスするにも Google Chrome を使うものだと思います。
ブラウザの動作自体はそんなに複雑なものではなく、「事故」は起こりにくいと考えています。「不具合」は起こりうるものですが。