2009年03月20日

HSBC 香港の残高照会

 乙は、まったく意識していませんでしたが、
http://starexcel.blog105.fc2.com/blog-entry-181.html
によると、HSBC 香港では、1年半銀行口座を放っておくと、凍結されてしまうとのことです。放っておく(利用しない)というのがどういうことなのか、凍結というのがどういうことなのか、詳しい説明がありません。(HSBC 香港のホームページにもないように思います。)
 ネットで口座にアクセスすれば利用したことになるのでしょうか。ATM を操作しなければダメでしょうか。ATM で残高照会をすれば利用したことになるのでしょうか。
 「凍結」は、ATM が使えなくなるだけでしょうか。あるいはネットでの資金移動などもできなくなるのでしょうか。
 いやはや、いざ「凍結」になったらなかなか大変です。凍結を解除するために香港まで行かなければならないようなのです。
 以前、乙が香港に行って、パスポートの認証をしたときには、
2007.9.21 http://otsu.seesaa.net/article/56386470.html
ATM で一度出金しておけば、あとはずっとそのカードが有効だと聞いていました。てっきり使わなくても大丈夫だと思っていました。
 しかし、まあ、年1回くらいは、ATM を操作してもいいかもしれません。お金をおろす必要もないので、とりあえず残高照会をしようと思いました。
 そこで、近所のセブン・イレブンに行って、ATM に HSBC 香港のカードを入れてみました。
 メッセージは、英語、ハングル、中国語、ポルトガル語で表示されます。日本語はないのです。こんなところにも日本が世界で無視されていることを感じてしまいます。
 しかし、いざ ATM の前に立つと、乙は PIN という暗証番号を忘れていることに気が付きました。記憶の通りに操作してもダメなのです。
 一度、自宅に戻って、紙で確認して(やっぱり間違えて記憶していました)、再度セブン・イレブンに行って ATM を操作しました。
 今度は残高照会は簡単にできました。
 暗証番号はなかなか覚えていることがむずかしいものです。
 ATM を操作しているとき、残高照会は場合によって有料かもしれないというメッセージが出て「confirm」ボタンを押すようにうながされました。おやおや、日本の銀行と違って、残高照会でも有料なんでしょうか。
 ATM の操作は簡単で、しかも、口座残高は日本円で表示されました。香港ドルの残高を円換算しているのだろうと思います。乙は米ドル、ユーロ、カナダドルもわずかながらもっているのですが、それを含めたらもっと金額が多くなるはずだと思いました。
 その後、ネットで HSBC 香港にアクセスして自分の口座の金額を確認しましたが、以前と変わっておらず、残高照会は無料ではないかと思いました。(後日、手数料が引かれる可能性はありますが。)
 今後は、1年に1回くらいは ATM で残高照会をすることにしようと思います。

posted by 乙 at 09:04| Comment(7) | TrackBack(0) | 金融機関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
乙川様

こんにちは。

恐らくATMカード利用で、大丈夫だと思われます。
でも、香港外で利用した場合は残高照会でも手数料が発生した記憶があるのですが、今は違うのかもしれません。

HSBCの場合、休眠口座扱いになると、少し面倒ですが香港まで行かないとダメかもしれません。World Local Bankの名の通り自国在住者向けの銀行ですからね。

回避するには、ファンドの購入や、
(※)香港株式の自動積立を利用すればこうした面倒からは逃れられますよ!

積立は、香港インデックスでもあるトラッカーファンド・オブ・香港(2800)も利用できますよ。(*^^*)

(※)但し、配当に手数料がかかりますが、これは香港証券会社でも同じですからね。

Posted by at 2009年03月20日 14:13
乙さま

手数料が高いのですが、投信を1000ドル買っておくと閉鎖になることはありません。あるいは、金を1teal年1回買う。

それも嫌なら、毎月1回コールセンターに電話して、アクティベーションできているか確認をしたいと言えば大丈夫です。でも、英語が聞き取りにくいですね。
Posted by osa at 2009年03月20日 20:16
休眠口座については、規約 日本語
Terms and Conditionsをご覧になるか、電話で確認するのが確実です。

HSBC香港の場合はわかりませんが、外国の銀行では、半年や1年など、お金の動き(預け入れか、払い戻し、ATMカード使用等を含む) がない場合、休眠口座(Dormant Account)扱いされることは、少なくありませんません。また、休眠口座となってから、利子がつかなくなる期間というのも、銀行ごとに異なっています。 
 注意が必要です。 また、休眠口座扱いになったときに必要な対応も違います。 

以下、あくまで一例まで 
HSBC日本 (HSBC香港ではありません)

http://www.hsbc.co.jp/1/2/hsbc-premier-jp/useful_information/useful_terms_conditions
にあるとおり、

■休眠口座の取扱い
(略)休眠口座としての取扱いを最後の預入れまたは払戻しから12ヵ月間一度も預入れまたは払戻ししない場合と変更しました。また付利を停止できるとする期間を休眠口座となって1年以上経過から2年以上経過へ変更しました。
Posted by Srey at 2009年03月21日 22:58
osa様
 乙はすでに投信を買っています。
 しかし、1000 ドル以上の投信の購入で口座が閉鎖されることはないというのは、どこでお知りになりましたか? よろしければ情報源をお教えください。
Posted by at 2009年03月22日 07:07
Srey 様
 日本の HSBC の例をご紹介いただき、ありがとうございます。
 HSBC 香港にも、これと同じような規約集があるのですが
http://www.hsbc.com.hk/1/PA_1_3_S5/content/hongkongpws/banking/pdf/pva_tc_eng.pdf
英語の80ページもの文書を読まなければならず、関連情報を読むのが大変です。
 「検索」で「dormant」を入れても見つかりません。あとは、80ページの文書を読むしかないと思い、とりあえずプリントアウトしました。
Posted by at 2009年03月22日 07:16
乙さま
実際に窓口で購入時に確認しました。大丈夫と太鼓判?を押して請け合ってくれました。

乙さまは、ネットで購入なさったのですか。今度香港へ行くときに、手数料はたかいですが、窓口で購入することをお勧めします。
担当職員の裁量がかなりきくところですからね。香港のHSBCは。
Posted by osa at 2009年03月29日 18:33
osa 様
 窓口で購入時に確認してあれば、大丈夫ですね。
 乙の場合は、投資信託をネットで購入しました。
 窓口で買おうと、ネットで買おうと、信託報酬をずっと払い続ける点では同じことです。そういう口座を「凍結」するなんて(もしも凍結すればですが)、かなり乱暴な話だと思います。

Posted by at 2009年03月30日 06:04
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