http://www.sawakami.co.jp/report/latest/news090415.pdf
がありました。
「運用体制強化」とは何でしょうか。常識的には、ファンドの運用体制を強化すると、ファンドの運用が改善され、基準価額があがっていくかのように思われますが、そんなことがあるのでしょうか。
そんなことがあるなら、こういうことを仰々しく述べる前に、さっさと運用を改善してほしいものです。
上記の文書を見ると、基本方針に変更がないと書いてありますし、澤上篤人氏が最高運用責任者(CIO)であることも変わらないとのこと。変わるのは、運用の担当者をひとり増やすことくらいです。これが「運用体制強化」なのでしょうか。
似たような別の話ですが、世の中で「改革」というほどおかしなことばはなく、「改革」と称して「改悪」をすることもよくありますし、一面では「改革」であっても、別の面で副作用が生じるなどということもよくあります。
さわかみファンドの「運用体制強化」も、同様の話でしょう。単なる「運用体制の変更」にすぎません。それが吉と出るか凶と出るか、わからないと思います。
こんなことを「強化」と呼んでいるということ自体、さわかみファンドの信頼を失わせることかもしれません。
乙は、さわかみファンドの将来性に、少しだけ疑問を感じました。
参考ブログ:
http://takaamahara.blog85.fc2.com/blog-entry-326.html
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息子さんの経歴実力は何も知りませんのでこれ以上のコメントは控えますが。
ほんと、最近のさわかみファンドは腐ってしまった。底値で売って、高くなってからあわてて買い始めている。レポートをみてください。2ちゃんねるでは、3月上旬に多く買ったものの3月下旬には全銘柄売却したという話もあるそうです。(日本電工という銘柄です)
もう一度、澤上龍氏をFMに戻して、龍氏主導で運用する必要があると思う。
2ちゃんねる情報では、4月の体制強化は、実質上龍氏の更迭だと考えているようです。まだ、龍氏のほうが、犯罪的な運用がないだけ、マシだと思います。