2009年07月04日

ジャストシステムの代表者の交替

 乙は、ジャストシステムの株を持っています
2007.7.19 http://otsu.seesaa.net/article/48409396.html
が、このたび、代表者が交替することになりました。
http://www.justsystems.com/jp/just/finance/j0906181.pdf
浮川さんが会長になり、新しく福良(ふくら)さんという方が社長になったわけです。
 乙の場合は、浮川さんの人柄とその語り口に魅入られて株を買ったようなものです。ここで代表者が交替ということになると、ジャストシステムの社内がだいぶ変わってしまうような気がして、果たしていいことなのかどうか、不安になります。
 一太郎は、一世を風靡した有名ソフトですが、最近の若い人は Word オンリーという人が増えました。しかし、分野を限定すると、一太郎がまだまだ使われている分野があります。古文書や古典作品などを扱う場合は、一太郎のほうがはるかに優秀だという話です。
 また、カナ漢字変換ソフトである ATOK は、一太郎とは別に相当に根強い人気を誇っており、MS-IME のバカさ加減に嫌気がさしたユーザーに受け入れられているようです。カナ漢字変換効率からいったら、ATOK は MS-IME よりもはるかに優れていると思います。
 こんなふうに、時代の変遷によってソフトハウスのあり方も変わらざるを得ません。ジャストシステムとしても変わらざるを得ないわけでしょうね。巨大米企業・マイクロソフトに対抗していくのは、楽ではありません。今後、日の丸企業としてどういう方向を目指すのか、なかなか舵取りはむずかしそうです。
 この業界の常として、優れているものが市場を席巻するとは限らないという理不尽なルールがあります。その中でジャストシステムはどういう方向に動いていくのか、不安と期待が入り交じった気持ちで見ています。
 浮川さんの話によると、家庭内で旦那さんが奥さんを呼ぶとき、ずっと「専務」といってきたとのことです。会社での呼び方が家庭内にも持ち込まれているというのは興味深いですが、今回、奥さんが副会長になったので、「副会長」と呼ぶのでしょうか。これは長くて呼びにくいですね。
posted by 乙 at 05:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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