ネット内では、ごく一部だけ読めるようになっています。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090811AT2D0703010082009.html
個人向け社債、発行最高 09年、月内に1.5兆円突破
企業が個人投資家向けに発行する普通社債が急増している。2009年の発行額は8月中に1兆5000億円を超え、過去最高だった08年の年間発行額を上回る見通しだ。昨年秋の金融危機をきっかけに、個人マネーが企業の資金調達の一角を支える構図が鮮明になっている。
今年の個人向け社債の発行額は8月末に1兆5272億円に達する見込み。7年ぶりに過去最高を更新した08年(1兆3464億円)を上回る。(07:00)
新聞の記事では、見出しが次のようになっていました。「個人向け社債 発行最高 今年年間 月内に1.5兆円突破」ネットでは微妙に違っているのですね。
それはともかく、本紙にはグラフまで掲載されていて、個人向け社債が 2008 年から 2009 年にぐっと伸びていることがわかります。
個人としては、銀行預金や国債よりも金利が高いので、社債を購入する例があるようです。記事では、NTT の4年債で年間利回りが 1% だという話です。
しかし、1000 万円までの定期預金であれば、乙が積んだ新生銀行では、1.7% の利率でした。
2009.6.1 http://otsu.seesaa.net/article/120590919.html
では、個人向け社債を購入する人はどういう人でしょうか。乙が思うに、定期預金が 1000 万円を越える人でしょう。高い金利を提示している銀行は破綻の可能性があるわけですから、ペイオフを考えると、そういう銀行に 1000 万円を越える定期預金をしていては大変危険です。
乙は、1000 万円までを越えるまでは、まだまだ余裕がありますので、しばらくは定期預金を続けます。
ラベル:個人向け社債
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