2009年08月30日

楽天リサーチによる投資信託の調査

 楽天リサーチが投資信託に関する調査をおこない、結果をネット上に示しています。
http://research.rakuten.co.jp/report/20090821/
楽天リサーチなりの結果の解釈も載っていますが、乙が驚いたのは、「今後購入したい商品種類と過去に購入したことのある商品種類」の結果で、国内や海外の株式や債券を主な投資対象とする投資信託が挙がっているとともに、ETF を選んだ人がたった 10% しかいなかったことです。
 ETF は、いうまでもなく、分散投資が可能で、手数料も安く、たいていの投資信託よりも有利な場合が多いと思います。それがこんなにも低い(購入したいと思われていない)ことが驚きでした。
 ETF はそれほどまでに一般の人に知られていないということなのでしょう。第一、「ETF」という名前がわかりにくく、親近感がわきません。
 「投資信託を選ぶ際に重視する点」で「過去の運用実績」を挙げた人が 46.1% と最多である点や、「投資信託を購入しない理由」で「投資信託についてよくわからない」が 54.2% と最多である点を見ても、一般の人が投資信託について「わかっていない」ことは明らかです。
 乙も、以前はそういう感じだったので、理解はできますが、こういう調査結果を見ると、まだまだ投資に関する知識が一般に広がっていないんだなあと感じます。
posted by 乙 at 05:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ETFは確かに、証券会社へ行って「日経平均を売ってくれ」という笑い話のような人には良いかもしれません。私も多少は持っていますが、「信託」とまで言えるのか疑問ですね。選択肢の一つとしては良いのですが。ファンドマネージャーのリサーチ力は要求されない(してはいけない)訳ですし。
 特に日本の投資信託は、証券会社の手数料のさや取りや(成績とは無関係に)信託報酬をとられて使い捨てられてきた歴史があり、殆どのファンドはゴミだと思います。
 日本の公募型ファンドでポリシーに共感できるのはさわかみファンドくらいかと思います。
Posted by ひんべえ at 2009年08月30日 08:07
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