http://member.diamond.jp/series/siliconvalley/10022/
アメリカの銀行のあくどさを述べています。
自由金利は良し悪し両面があります。(規制金利も同じく良し悪しの両面があります。)
アメリカは自由金利なので、クレジットカードを使って 39% などというバカ高い金利もあり得るのです。
こういう社会では、消費者は、気がつかないうちに借金をすることがありますから、バカ高い金利を払うことにならないように十分気をつけなければなりません。
一方、日本のように規制金利の国では、バカ高い金利はないのですが、その反面、借金がしにくいようになります。金利の上限がある以上、返済してくれない可能性のある(高い)人には、金を貸さないということにするしかありません。
両面性があるので、どちらがいいのか、簡単に判断できるものではありませんが、乙は、自分のことは自分で判断するという意味では、自由金利の方が望ましいように思います。でも、上述のような記事を読むと、話はそう簡単ではないようにも思えます。どこにでも悪い奴らはいるもので、そういう中で暮らしていくためにはどうしたらいいか、考えさせられる記事でした。
しかしながら、アメリカの銀行のあくどさを知ると、2008 年秋以降の金融危機は、そのうちまた再燃するのだろうなあと思います。だって、銀行の考え方が変わったわけではないし、リスクを取って最終的に莫大な報酬を手にすることがアメリカ的価値観なのであり、そのような仕組み自体が変わったわけではないからです。