2006年02月07日

藤井厳喜(2005.6)『「破綻国家」希望の戦略』ビジネス社

 乙が読んだ本です。
 国家破綻を防ぐために、政府発行通貨を実施せよということが書いてあります。第2章以降は、アメリカと中国の話で、第1章とはだいぶ趣が違います。
 政府発行通貨というのは、日本銀行券とは別物です。とはいえ、本当に紙幣を発行し流通させると、円の信用がなくなって、金利が急騰するので、そんなことはせずに、通貨発行権を日銀に買い取ってもらう(たとえば80兆円×5年間で)という発想です。
 何もないところから、いきなり膨大なお金が生まれることになり、こんなことをして、日本は国として大丈夫かどうか、心配もあります。これほど膨大な政府発行通貨の経験はないわけですから、いざ実行したら何が起こるか、何とも見当がつきません。
 もっとも、借金で首が回らなくなって破綻するよりはマシですから、検討してみてもいいかもしれません。
 おもしろいアイディアだとは思いますが、乙は前例踏襲主義の政府・官僚がこんなことをする可能性は低いと見ます。しかし、国家破綻のような異常事態になれば、何があるか、わかりませんね。


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posted by 乙 at 05:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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