11月30日に、新生銀行のサイトにアクセスすると、次のようなページが表示されました。
一部省略して示します。
お客さまの今月のステージ : 新生ゴールド
お客さまは新生ゴールドのサービスをご利用いただけます。
※今月のステージは、前月以前のお取引状況によって決定されています。
※上位のステージの条件を満たした場合、翌月からお客さまのステージが上がります。
お客さまがこのままの残高で月末を迎えた場合の来月のステージ(見込):新生ゴールド
2009年11月のお客さまのお取引平均残高(基準日:2009年11月28日)
お預け入れ総資産 4,430,461 円
当行所定の投資商品 300,707 円
円普通預金 2,129,754 円
※月初から基準日時点までの平均残高であり、当月全体の平均残高ではありません。
各ステージの条件
下記のいずれか1つの条件を満たしていただく必要があります。
新生プラチナ 新生ゴールド
お預け入れ総資産 2,000万円以上 200万円以上
当行所定の投資商品 300万円以上 30万円以上
円普通預金 - 100万円以上
来月から 新生プラチナ へステップアップをご希望される場合に必要な本日追加お取引金額の目安
お預け入れ総資産の追加入金金額
234,324,002 円
当行所定の投資商品の追加お取引金額
40,489,352 円
円普通預金の追加入金金額
0 円
※来月に上位のステージに上がるためのお取引金額目安です。基準日時点の残高に、上記追加お取引金額を加えた合計額が月末まで維持された場合、お客さまのステージが上がります。(いずれか1つをお取引いただくことで翌月からお客さまのステージが上がります。)
30日のうちに、2億3千万円(!)を入金するか、4千万円の投資商品を購入するかで、来月から新生プラチナへステップアップが可能とあります。
まあ、それは正しいです、はい。
前月の平均残高が基準になって、翌月のステージが決まるのですから、月末になれば、1ヵ月の平均を底上げするために大量の資金を突っ込むしかないのは理解できます。
しかし、あまりにも非現実的です。数百万円しか預けていない人が2億円の資金を入金できるでしょうか。
ありえないとはいいませんが、きわめて非現実的だと思います。
機械的に計算すれば、こういうことになるのは理解できますが、もう少し「機械的でない」やり方をしてもらいたいものです。(月末数日はこういう計算結果を示さないようにするとか。)
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機械的な表示で、無機質なおしゃれっぽさ?を演出してるのかなとも思いましたよ。実際サイトデザインもそんな感じが伺えますし。
まあ「おしゃれっぽさ」はないでしょう。
サイトデザインも普通のもののように思いますし、……。
ともあれ、こういう数値を平気で表示する新生銀行の感覚に疑問を感じてしまいますね。