2009.6.1 新生銀行で 100 万円の定期預金
http://otsu.seesaa.net/article/120590919.html
2008.12.15 預金をしよう(6)
http://otsu.seesaa.net/article/111249401.html
2008.12.12 預金をしよう(5)
http://otsu.seesaa.net/article/111097491.html
2008.12.9 預金をしよう(4)
http://otsu.seesaa.net/article/110934038.html
2008.12.2 預金をしよう(3)
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2008.12.1 預金をしよう(2)
http://otsu.seesaa.net/article/110488379.html
2008.11.25 預金をしよう
http://otsu.seesaa.net/article/110155141.html
そろそろ12月になったので、次の 100 万円を定期預金しようと思いました。
しかし、新生銀行のサイトを見ても、1.7% 程度の利息が付いた定期預金が見あたりません。
一方で、目に付いたのが、12月1日にキャンペーンが開始された「パワード定期プラス」
http://www.shinseibank.com/campaign/0912dcd/index.html?top_text
です。
ボーナス金利が付くという話ですが、年 3.0% の金利を1ヵ月分だけ付けるというかなりみみっちい話です。
それはともかく、「パワード定期プラス」とはどういうものか、見てみましょう。
http://www.shinseibank.com/powerflex/dcdplus/index.html
http://www.shinseibank.com/powerflex/dcdplus/structure.html
何と、実は仕組預金です。名前からして定期預金と間違えそうです。
金利自体は円定期預金より高いものの、「元金は、判定日の実勢為替レートにより、当行が「円」または「外貨」での受け取りを判定します。」だそうです。なるほど。通貨オプションを組み込んだ商品設計になっているのですね。こういうのは、一般に銀行に有利に(預金者に不利に)なるように銀行側が判断するので、いわゆる定期預金のように一定の金利が約束されているわけではありません。
当面、一番普通に選ぶと、円・ニュージーランドドルタイプのものになるようですが、ニュージーランドドルは、高金利ではありますが、高金利であるだけに、数年後はたぶん円高になっているでしょう。
これでは、安心して「定期預金」として預けておけません。途中解約は、いよいよ元本割れの可能性が大きくなります。
さらに、新生銀行のサイトを探すと、パワーステップアップ預金
http://www.shinseibank.com/powerflex/cam/cam_teiki.html
というのがありました。
こちらは、当初3年間は年 1.00% の利率ですが、最長10年まで預入期間が延長されることがあるという仕組預金です。これまた延長の可否を銀行側が判断するということですので、10年にわたって低金利に固定される可能性があることになり、また、満期まで中途解約ができないということで、乙が予定する数年後の支出に対応できません。
今回は、新生銀行で定期預金をすることはむずかしそうです。
それにしても、預金者(銀行利用者)としては、変な預金をいろいろ用意するのでなく、単純な定期預金の利率を上げてほしいものです。
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説明だけで銀行側に有利な商品と見破る当たりはさすがですね。
残念ながら私は新生銀行の仕組預金を3年前に契約し、一度、痛い目を見ました。
[Skygear - ドル建て外貨預金を解約]
http://skygear.blogspot.com/2009/09/blog-post.html
当時よりも投資の知識が増した今では、外貨預金よりも流動性の高い外貨建てMMF (マネックス証券が税制上有利です) や円高の時も利益を出せるFX (取引によっては金利差分の利息=スワップポイントが毎日付いてきます) の方がはるかに良いと断言できます。
事実、円高ドル安の流れの中でFXにより仕組預金の損失は取り返せました。
>変な預金をいろいろ用意するのでなく、単純な定期預金の利率を上げてほしいものです。
まったくもってその通りだと私も思います。
コメント、ありがとうございます。
仕組預金で実際に損をした方から体験談を示していただき、大いに参考になります。
ただし、多くの人にとっては、「仕組預金」自体がどんなものかわかりにくく、サイトの説明をざっと読んでも、それが銀行側に有利なのだとは読めないでしょう。
まあ、痛い思いをしつつ学んでいくのがいいのかもしれません。
乙は、FX も少しだけやっていましたが、今回の円高で大きな損失を蒙り、すっかりいやになってしまいました。
個人向け国債の利回りがすごく低いのでこの冬は期待薄かもしれませんね。
同感です。
まあ、今年の冬を乗り切れば、その後はもう少し明るい未来が待っているように思いますが、どうでしょうか。
つまり、コストが0の前提ならば預金者で有れ銀行で有れ、有利不利は生じません。
しかし、オプション料から見た時の利回りが非常に高いため、銀行がオプション料から利鞘を沢山抜いても見かけ上高金利に出来るんだそうです。
だから、預金者は一般的には非常に不利なんだそうです。