ネットでは
http://www.sumishinam.co.jp/new_report/140843_R.pdf
で読むことができます。
乙は、過去にもこの投資信託についてブログに書いたことがあります。
2009.6.22 「STAM グローバル株式インデックス・オープン」の第3期運用報告書
http://otsu.seesaa.net/article/121975380.html
2008.7.4 「STAM グローバル株式インデックス・オープン」の第1期運用報告書
http://otsu.seesaa.net/article/102112009.html
p.1 純資産総額が 83 億円と順調に伸びています。安心していていいレベルです。
p.4 には、ベンチマークとの差異が書いてありますが、為替評価日較差要因+0.03%、配当金要因+1.27%、信託報酬要因△0.44%、銘柄要因等+0.28% となっています。あまりベンチマークと乖離していないようです。インデックスファンドとしては合格点でしょう。
p.6 では、1万口当たりの費用明細が書いてあります。信託報酬24円、売買委託手数料0円、有価証券取引税0円、保管費用等1円で、合計 25 円となっています。これまた妥当です。なお、p.42 にあるように、マザーファンドのほうで、さらに1万口当たりで、売買委託手数料2円、有価証券取引税2円、保管費用等5円の合計9円がかかっています。しかし、大した金額ではないと思います。
これに比べたら、「STAM 新興国株式インデックス・オープン」
2009.12.28 http://otsu.seesaa.net/article/136741302.html
のコストがいかに高いか、よくわかります。
p.6 下段の株式売買比率を見ても、時価総額 1109 億円に対して株式売買金額は 150 億円であり、売買高比率は 0.13 になっています。これまた低くて、インデックスファンドとして妥当なところでしょう。
ただし、マザーファンドのほうを見ると、p.44 ですが、時価総額 942 億円に対して 519 億円を売買し、売買高比率は 0.55 になっています。ベビーファンドのほうは半年決算、マザーファンドのほうは1年決算という違いはあるでしょうが、かなりの差があることが気になりました。
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