2006年02月24日

TOPIX の浮動株化----トヨタと日産----

 TOPIX の算定基準が変わり、2月28日に浮動株化(第2弾)が行われます。
 浮動株化についての説明は、http://www.tse.or.jp/topix/float/pamphlet.pdf あるいは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E8%A8%BC%E6%A0%AA%E4%BE%A1%E6%8C%87%E6%95%B0 でときちんと説明されています。
 最近は、投資信託や ETF などで、パッシブ運用が増えているんですね。ちょっと古い記事ですが、http://www.nli-research.co.jp/doc/eco0407c.pdf によると、パッシブ運用が3年で2倍のペースで急増しているということです。しかし、それでも東証1部時価総額の 5% を占めるだけです。そんなに大きな問題ではなさそうです。
 浮動株化については、http://www.dir.co.jp/publicity/column/050117.html の意見がもっともだと思いました。「入替前日の売買では、パッシブ投資家や指数自身は、投機筋に対して安値で除外銘柄を手放し、高値で新規採用銘柄を買い入れることになる。この無駄が指数の値を短期的に押し下げ、その下落分は投機筋に流れる仕組みである。およそ17兆と推計されるTOPIX連動資産には我々の年金も含まれており、浮動株化により投機筋に搾取される機会をむざむざと与えるのは大変迷惑な話ではある。しかし指数のメンテナンスは必要悪であり、指数が株式市場の計器としての役割を果たすためには今回の浮動株化の実施は避けて通れない道であろう。TOPIXの下落もパッシブ投資家が払う隠れたコストの一つという所である。」
 まあ、やむを得ないですね。
 さて、今回の浮動株化は第2弾です。では、第1弾(2005年10月)はどうだったのでしょうか。
 http://plaza.rakuten.co.jp/naganekochan/diary/200510290000/ には、次のようにあります。「昨日は、大イベントの一回目でしたが、先回り買い、売りが多すぎて、大引けでは、違う結果になったものも多かったように思います。その中でも、インパクト一位と予想されていた「くらコーポ」、怒濤の買いの波が押し寄せストップ高でした。」なるほど、けっこう影響があるんですね。
 http://www.tokyoipo.com/column/m20051031-2.htm によると、10月の時は、何と、マイナスの影響(つまり予想とは逆の動き)だったとのこと。おもしろいですね。株価は単純ではありませんね。
 http://www.geocities.jp/yuunagi_dan/Day/200510.htm では、あまり影響がなかったことを述べ、その解釈として、以下の二つをあげています。
(1) 事前にある程度、もしくはこれから、TOPIXの浮動化の調整を行い、28日には焦点を合わせてはいなかった。
(2) 売りインパクト銘柄を極力売らずに、買いインパクト銘柄を買い進めることで調整していた。
 乙が思うに、東証というマーケットが大きく、少しくらいの売りや買いは、自然に吸収されてしまうのではないでしょうか。
 浮動株化によって、どんな銘柄が影響を被るかというと、http://www.shinko-ri.co.jp/keizai/qt/fudou041030822.pdf に明記されています。そのうち、乙が持っている銘柄では 売り(下落が予想される):日産自動車 買い(上昇が予想される):トヨタ自動車 となりますが、さて、実際のところ、どうなのでしょうか。
 今、日産とトヨタの株価のチャートを見ても、2005年10月の変化は、その前後の大きな流れの中に埋没してしまって、特に目立った影響はないように見えます。
 2005年10月の影響が限定的だったことも踏まえ、あまりあわてることなく、今のままにしておいていいのではないかと思います。
 乙は、ちょうど影響が打ち消し合うような銘柄二つを保有していますので、たとえ影響があっても、乙には(たぶん)影響が及びません。それに、こういう影響は数日程度で消えてしまって、元に戻るのではないかと思います。株価にもっと大きな影響を与える事件はいくらでもありそうです。
posted by 乙 at 04:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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