http://gendai.ismedia.jp/articles/-/184
この記事によれば、今や、30代の正社員もリストラの対象になるということで、大変な時代になったことがわかります。
記事の中に 2009 年に早期退職を実施した主な企業の一覧が出ていましたが、乙が名前を知っているような企業が並んでおり、30代の早期退職も当然の時代になったのかもしれません。
記事中には、個別事例もいくつか書いてありますが、サラリーマンはこういうふうに早期退職を迫られることがあるということですね。
乙もいい年になりましたから、もしかすると、早期退職を迫られるかもしれないと思いつつ、自分はまさかそんなことにはならないだろうなどという楽観的展望のもとに日々生活しています。たぶん、正社員として勤務している人たちは、みんなそう思って働いていることでしょう。しかし、現実のほうが先行しているようです。いつなんどき自分にリストラが襲ってくるかわかりません。そのために個人個人ができることといえば、ほとんどありません。
乙も何回か転職を経験しましたが、それはそれなりに大変なことです。カルチャーショック的な面もたくさんあります。まあ、そういうのもプラスに考えて、「自分の知らない新しい世界のことがわかってありがたい」と受けとめたいところです。
余談ですが、タイトル中の「非常な現実」は「非情な現実」の誤字でしょうね。タイトル中に誤字があるとすれば、かなりかっこ悪いことです。
不景気.comという自分がよく見るサイトがあるのですが、そこを見ても、ヤバいニュースの嵐です…
乙川さんのこの言葉…
>「自分の知らない新しい世界のことがわかってありがたい」と受けとめたいところです。
すごいです。こういうこと、サラっと言えるオトナに私も近づきたいです。
どうしても、愚痴と言い訳が先に来るので…
私にとっては、投資バナから、人生勉強にもつながります。ありがたいです。投資日記。では。
乙の転職は、いずれも専門職としてのものでしたから、一般の会社員の転職とはだいぶ違うでしょう。参考にならないかもしれません。
それでも、カルチャーショックはありました。
人を削減するということは、人は城という感覚が無い企業家もしくは、企業が必要としない人が混じっていたか、、、難しいですね。
勤め人の立場と、経営者の立場はずいぶん違うように思います。
会社側から見れば、新入社員の募集にはかなりの手間がかかりますが、そうやって慎重に選考したはずの社員でも、入社後には、予想と違っていたなんてことはかなりあるでしょう。
会社員の立場からは、普通に働いてきただけで、特に自分がリストラされる必然性はないように思えるでしょう。自分の視点ではそうとしか見えないはずです。
しかし、たくさんの社員を見ている経営者の視点からは、ものごとは違って見えるはずです。
多くの社員の中には、いないほうが全体の効率が上がるような社員もいることでしょう。割増退職金を払ってでも、いなくなってほしいというような人がいた場合、早期退職者の募集などは絶好のチャンスです。望ましい社員が辞めないように慰留する一方、望ましくない社員には引導を渡すようにして、組織全体の活性化を図るのが経営者(あるいはその意を受けた管理職)の仕事なのではないでしょうか。
30代ともなれば、回りからの評価もだんだん形成されて、その人がどういう人か、それなりにわかる時期のように思います。
>「自分の知らない新しい世界のことがわかってありがたい」と受けとめたいところです。
これは社会人後半に入ってきた最近よく感じる事です。
こう思う方が精神的に楽だということなのかもしれませんね(^^♪