しかし、そのときは、投資を見送りました。そのときは、運用資金が7億円しかなかったので、まともな運用はできないと考えたのでした。
最近、「ありがとうファンド」の代表者が書いた本を読みましたので、再度、考えてみましたが、乙の判断で、やはり投資はやめておくことにしました。
このファンドは、ファンド・オブ・ファンズで長期保有向けです。販売手数料 0.525%、信託報酬 0.945% で、2004.9 開始です。最近、調べてみると、運用資金が約20億円に増えています。これなら、投資先の候補になります。
実は、この「ありがとうファンド」ですが、「さわかみファンド」を 1/4 組み込んでいます。他にもいくつか組み込んでいるファンドがありますが、それはともかく、自分自身で「さわかみファンド」を購入していれば、それで充分なようにも思います。
「ありがとうファンド」を購入して、間接的に「さわかみファンド」を購入すれば、それは、「さわかみファンド」の信託報酬に加えて「ありがとうファンド」の信託報酬を払うことになるわけです。もちろん「さわかみファンド」の信託報酬は、この場合、投資家からは直接には見えませんが、ファンド・オブ・ファンズの仕組み上、必ずそうなっています。だとしたら、「さわかみファンド」を直接購入していれば、この「ありがとうファンド」は不要ではないかと思いました。
もちろん、「ありがとうファンド」には、トヨタグループ株式ファンドや社会貢献ファンドなど、他のファンドも組み込まれているので、「さわかみファンド」だけに投資するのとは違いますが、もしも、投資家がこういうファンドが好ましいと思うならば、それぞれを適当な比率で直接購入してもいい(直接購入のほうがいい)のではないでしょうか。
乙には、それぞれの個別購入よりも、このファンド・オブ・ファンズを購入するほうがいいという理由がよくわかりませんでした。
2006.9.5 追記
その後乙の考え方が少し変わりましたが、それは、
http://otsu.seesaa.net/article/23274561.html
に書きました。
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