第1は、野村證券の予想でした
2009.10.27 http://otsu.seesaa.net/article/131273176.html
「1ドル=87円から83円へ――。」としていました。
「野村證券金融市場調査部」などという名前を見ると、相当に信頼性がありそうに思えますが、結果は全然違っていました。
第2は、副島隆彦氏の予想でした。
2010.1.29 http://otsu.seesaa.net/article/139645707.html
p.3 のまえがきには「為替でドル安になってゆく。“ドル安”はもう決まりなのだ。【中略】1ドルは60円を目指して落ちてゆく。次の株式と為替と債券(国債)の暴落が起きるのは来年(2010年)3月だろう。」
としていました。
副島氏は、p.4 で次のように述べていました。「私はこれまで直球で自分の予測(予言)を書いて勝負してきた。私はこれまでのところ自分の予測(予言)を外していない。このことを私の本の読者は知ってくれている。予測を大きく外した金融・経済評論家は、客(読者たち)からの信用と評判を落として退場してゆくのである。もうあと何人も残っていない。私はこの本でも直球で勝負する。」
実際は、どうだったでしょうか。1ドルは93円程度です。
野村證券も大したことはないということが明らかになりました。
副島氏は、本人のいうように、信用と評判を落として退場する(つまり、今後は類似の内容の本を書かない)のでしょうか。
乙は、興味を持って今後の事態を注視していきたいと思います。
追記:
乙は、昨年11月に 85.5 円でドル買いを申し込んだのですが、
2010.3.27 http://o-tsu.seesaa.net/article/145374163.html
4月1日には、その注文がキャンセルされてしまいました。
注文した段階では、もしかしてこういう円高もあるかもしれないと思ったのですが、そうはならなかったということです。