2010年04月01日

2010年3月末の為替予想の検証

 乙のブログで、過去に、2010年3月末の為替予想をしている例を取り上げました。
 第1は、野村證券の予想でした
2009.10.27 http://otsu.seesaa.net/article/131273176.html
 「1ドル=87円から83円へ――。」としていました。
 「野村證券金融市場調査部」などという名前を見ると、相当に信頼性がありそうに思えますが、結果は全然違っていました。
 第2は、副島隆彦氏の予想でした。
2010.1.29 http://otsu.seesaa.net/article/139645707.html
 p.3 のまえがきには「為替でドル安になってゆく。“ドル安”はもう決まりなのだ。【中略】1ドルは60円を目指して落ちてゆく。次の株式と為替と債券(国債)の暴落が起きるのは来年(2010年)3月だろう。」
としていました。
 副島氏は、p.4 で次のように述べていました。「私はこれまで直球で自分の予測(予言)を書いて勝負してきた。私はこれまでのところ自分の予測(予言)を外していない。このことを私の本の読者は知ってくれている。予測を大きく外した金融・経済評論家は、客(読者たち)からの信用と評判を落として退場してゆくのである。もうあと何人も残っていない。私はこの本でも直球で勝負する。」
 実際は、どうだったでしょうか。1ドルは93円程度です。
 野村證券も大したことはないということが明らかになりました。
 副島氏は、本人のいうように、信用と評判を落として退場する(つまり、今後は類似の内容の本を書かない)のでしょうか。
 乙は、興味を持って今後の事態を注視していきたいと思います。

追記:
 乙は、昨年11月に 85.5 円でドル買いを申し込んだのですが、
2010.3.27 http://o-tsu.seesaa.net/article/145374163.html
4月1日には、その注文がキャンセルされてしまいました。
 注文した段階では、もしかしてこういう円高もあるかもしれないと思ったのですが、そうはならなかったということです。
posted by 乙 at 06:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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