さて、規制緩和のおかげで銀行でも投資信託が販売できるとなってから、いろいろな投信のパンフレットが銀行の窓口に置かれるようになってきました。で、乙はみずほ銀行に出向いて、投資信託の目論見書をもらったのですが(購入前には必ず目論見書を読むようにしていますので)、その際の係員の対応がとてもおもしろかったです。
まずは、ブースのようなところで低いイスに座らされて、元本が保証されないとか、為替リスクがどうたらこうたらとか、延々と説明が続きます。その上で、ようやく目論見書が出てきました。あの〜、それをもらって一読すれば、あとは説明は何もいらないんですけど、……。
しかし、そういう説明は、お客さんに対しては必須なもののようで、銀行の投信販売が、おっかなびっくりで始まったことがうかがえました。
いやはや、何とも。乙は、係りの人を相手にちょっとすねました。銀行側がまずは相手の投資経験を聞くべきで、何も投資経験がない初心者ならば、丁寧に説明するべきだけれど、すでにいろいろ投信を購入している人ならば、あれこれ説明しなくてもいいという、きわめて単純な常識を述べたわけです。これがみずほ銀行には通じませんでしたね。「そういう説明をすることになっているんです」というわけです。それはそれで否定しませんが、銀行は、銀行員の「話す時間×時給分」のコストをかけているだけでなく、そういう延々とした説明を聞かされる側としても「聞く時間×時給分」のコストを払っているんですよ。何分かかりましたかねえ。さっさと切り上げてほしかったですね。
ついでだから、みずほ銀行の営業方針などについても窓口の人に聞いてしまいましたが、その結果ますます時間がかかってしまいました。この話もそのうちお話ししましょう。
郵便局の投信販売もこんな形で始まったのでしょうか。
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証券取引、金融商品の販売はいろいろと内部ではあるのでございます。香港の投信も購入されているのですね。投信で香港のは扱ったことはありませんが、今月香港に行くので楽しみです。