http://japan.internet.com/research/20100408/1.html
インターネットの利用で本を読む機会が減ったというわけです。
まあ、この調査では「本」の中に雑誌や漫画を含めていますから、普通にいわれるところの「本離れ」などとはちがっていますが、乙は、回答者の主観とはいえ、インターネットをはじめることで本を読むことが減ったと意識されるのは興味深いと思いました。
利用者の実際の時間はどうなのでしょうか。
本を読む時間は変わらず、インターネットを利用する時間が上乗せされているような面があるように思うのですが、……。つまり、本を読む時間は、絶対量としてはさほど減っていないのだけれど、ネットと比べて相対量としてみると減っているということではないでしょうか。
こういう調査でも、もう少し質問文が工夫されているとよかったと思いました。
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こんにちは。
>こういう調査でも、もう少し質問文が工夫されているとよかったと思いました。
元の記事を読みましたが、同意です。
ネットで読むテキスト量って、脳に対してどう働きかけているんでしょうかね?
表示されたものをただ、視認していくだけのような読み方って、知的生産性の向上にはおそらくつながらないのではないでしょうか。
読書の場合は、(私が慣れ親しんだ紙と印刷技術)、自分の場合ですが、ネットよりも、もう少し、脳が、その文字情報を咀嚼、理解しようと、能動的に活動しているな気分になります。
しかし、最終的には、文字情報の質によるものなのでしょう。
実際、こうして、乙川さんのブログを読むと、私は、知的好奇心を刺激されますし。
つまり、自分で情報を選択するセンスを明確に持たないと、洪水のように情報が溢れかえり、結局、何も得られないことになってしまいますもんね。
認識も理解も言語が基盤ですから、紙媒体、ネットというのは、関係無いのかもしれませんね。
では、また。
ネットで(パソコンで)表示しても、紙で表示しても、本質的には変わらないように思います。なぜならば、いずれも文字情報なので、文字で書かれたことを頭の中で再構成していくことになるからです。(写真や動画の場合は違った理解のしかたになると思います。)
ネットの情報がどんどん増大すると、「読み切れない」ことになり、味噌もクソも一緒に「読まないもの」とされる危険性があると思います。
まあ、ネット時代には読み手も試されているのかもしれません。
結構大事だなと思うものは買います。
理由は、僕の場合、マーカー引いて付箋を付けてまでするからです。
SE会社で働いていますが、PDFなどで読める取扱説明書なども、やはり実際に利用する時は周りの人を見渡してもプリントアウトして製本にしてマーカーを付けるという一連の流れはしていますね。。
ネットで読めるから本は買わないというのは実際は無いのかな?と感じています。
本の読み方は人さまざまですね。
乙の場合は、マーカーや付箋などはほとんど使いませんので、買う必要性があまりありません。
もっとも、パソコンから離れて電車の中で読みたいとかいうときも多いので、PDF ファイルをプリントして読むというのはよくあることです。
乙の場合は、ネットで読めれば、本を買わない傾向があるかもしれません。