乙は、こういうファンドもいいかなあと思って、みずほ銀行で2005年10月に購入しました。
http://www.diam.co.jp/fund/search/313902/agent/index.html に購入できる場所が書いてあります。
みずほ銀行は、申込み手数料 2.625%、信託報酬 1.659%、信託財産留保額 0.3% と手数料が高めです。後で気づいたことですが、イー・トレード証券では 申込み手数料 2.1%、信託報酬 1.58% で買えました。乙がうっかりしました。当然、安いところで買うべきでした。
まあ、そのために新規に口座開設をすることになると、ちと面倒ですが、すでに取引しているところの場合は、一通り調べてみるべきでした。(であれば、何も目論見書をもらうためだけに、長時間待たされる必要はなかったし、……。乙がみずほ銀行で購入しているファンドは、この一つだけなんです。)
このファンドは、手数料も高いですし、毎月分配型ですから毎月しっかり税金を日本政府にとられているわけで、投資家にとってあまりおすすめではありません。しかし、乙は、世界の REIT に投資するものとして、分散投資の一環として意味があるかと思ったのです。今のところ、購入してからまだほんの数ヶ月経ったところですから、リターンについては何ともいえませんが、すでに数%の上昇を示しています。
このファンドは、アメリカの REIT を中心にしつつ、世界中の REIT に分散投資します。DIAM US・リート・オープン・マザーファンドが信託財産の純資産総額の55%程度、DIAM インターナショナル・リート・インカム・オープン・マザーファンドが信託財産の純資産総額の45%程度ということです。
http://www.diam.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2006/01/27/313902_DIAM_world_reit_unho.pdf によると、このファンドの全体としては、アメリカ 54.4%、オーストラリア 24.1%、オランダ 8.4%、フランス 6.8%、シンガポール 4.2% という構成になっています。アメリカを中心に世界中の REIT に分散投資しているようすがわかります。
こういうファンドは、不動産が投資対象ですから、あまり大きなリターンは望めませんが、着実なリターンが期待されます。また、株式や債券のファンドと違った値動きをするので、分散投資の意味が大きいと思います。その意味で、資産運用の一部に組み込むといいと思います。できれば、毎月分配型でなくて、分配をなるべくしないようなファンドがあるといいのですが、乙が取引している銀行・証券会社では、そういうのはありませんでした。毎月の家賃をいただく感じで毎月分配型が普通のようです。
【関連する記事】
- NISA で eMAXIS Slim 全世界株式の積立の設定
- 「長寿ファンド」に人気?
- CMAM日本株式インデックスeの第1期運用報告書
- CMAM外国債券インデックスeの第1期運用報告書
- CMAM外国株式インデックスeの第1期運用報告書
- 被災地応援ファンド「復興義援金」
- さわかみファンドの解約結果
- さわかみファンドを解約します
- 分配型の投資信託に関する考え方
- セゾン投信の月次運用レポート
- 「STAM グローバル REIT インデックス・オープン」の第6期運用報告書
- 中国・香港IPOファンド
- 「STAM 新興国株式インデックス・オープン」の第2期運用報告書
- 「STAM グローバル株式インデックス・オープン」の第5期運用報告書
- 「STAM TOPIXインデックス・オープン」の第5期運用報告書
- 毎月積立投信を「住信-STAM」シリーズから「中央三井-CMAM」シリーズに
- 「フェイム−アイザワ トラスト ベトナムファンド」の第3期運用報告書
- 積立投資がプラスになる
- 孫の出生祝として投資信託を(3)
- 孫の出生祝として投資信託を(2)