2010年05月21日

老後資金は 60 歳で 3000 万円で十分か

 かえるの気長な生活日記
http://kaeru.orio.jp/blog/2010/05/603000.html
を見ていたら、60 歳の定年退職時に 3000 万円を持っておこうという話が出ていました。
 かえるさんは、85 歳まで生きること、年金が 65 歳から適当な金額もらえること、などの諸条件を勘案して、きちんと計算しています。
 乙は、こういう計算をしていません。
 老後の生活は、なかなか計画通りには行かないだろうと思っています。
 仕事にしたって、個人ごとに大きな差があり、乙の場合は、定年が普通の企業よりも遅くなっています。それに合わせて老後の生活設計を考えなければなりません。
 さらに、資産が多くなればなるほど、できることが多くなりそうだし、子供などにも残してやりたいし、せっかくだから 85 歳といわず 90 歳かそれ以上まで生きてみたいとも思います。
 明るい夢ばかりではありません。(乙自身や妻の)病気や事故や介護などで意外な出費があるかもしれません。子供がそれなりの資金を必要とするかもしれません。(親がそこまでめんどうを見る必要はないという見方もありますが。)考えても何ともわからない部分が多々あります。
 そんなことで、乙はかえるさんよりももっと多くの老後資金を用意することを目指しています。まあ、具体的な金額はきちんと決めていないのですが、……。
 以前書いたブログ記事
2008.9.6 http://otsu.seesaa.net/article/106037323.html
では、「乙の老後は(海外に行くとしても国内で生活するにしても)少なくとも1億円〜2億円くらいを投資しながら生活したいと思っています。」としました。目指すところはこんなものでしょうか。
 いや、正確にいうと、「目指す」のではなく、自然とこんなことになるだろうという「見通し」です。
ラベル:老後資金
posted by 乙 at 05:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 老後の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
後期高齢者一歩手前の夫婦者ですが、3000万円の貯蓄ではとうてい生計を維持できないのではないでしょうか。
小生の場合、ここ10年間、年金月29万円を主たる収入としてくらしてきましたが、毎月15万円の補填を要します。
住宅は自己保有、自動車は維持費と使用実態を勘案して廃車、テレビは3台ともまだみれるので、相変わらずブラウン管、携帯電話もさほど利用する可能性がないので所持していません。特に金のかかる趣味、ゴルフなど無縁。着道楽、食道楽も関係なし。
せいぜい、CDで音楽をきいたり、図書館から本を借りて楽しむ程度で、およそ贅沢とは関係がない生活です。ただ、医療費が毎年50万円程度(現役並みの3割負担)がかかります。
15万円x12月=180万。2%で運用できたとして1億円弱の資産があれば、経済的大変動がなければこれでずっとやっていけます。平均寿命で死ぬと見れば必要保有資産をへらせますが、平均寿命になっても死ななかったら悲劇です。
お役所の統計を読むたびに、本当なのかと思ってしまいます。
Posted by 大井 at 2010年05月22日 08:57
大井様
 具体的な生活ぶりをコメントしていただき、ありがとうございます。
 つつましやかな生活をなさっているようで、たぶん、自己コントロール力がある方なのでしょう。
 かえるさんの記事は、平均などの統計数値で考えた場合、大井さんのコメントは実生活で考えた場合で、両者は違ってくると思います。
 乙は、個々人ごとに老後の生活は変わってくるので、あまり「平均値」で考えても意味がないのではないかと思います。
 老後の生活がどんなものか、わからないうちに、資金を用意するというあたり、何か、矛盾を感じてしまいます。
 当面は、計算して必要になる資金よりも少し多めに用意しておくことが安全弁になりそうに思います。
Posted by at 2010年05月22日 09:04
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