2010年05月24日

フィリピンの住宅投資(1)

 50歳男性のある読者(Yさん)から、乙にメールがきました。
 乙さん、初めまして。突然メールをお送りして申し訳ありません。
 乙さんのプログを読んで、すごく勉強されているなあと感心しております。
 私は全く投資のことがわからず、今困っています。今までただひたすら節約と銀行預金のみで貯金していましたが、この頃日本の将来を思うと暗いことが多くて、やはり海外に預金を移した方がいいのかと思い始めています。
 ヘッジファンドのこともよくわからずに、良い商品だなと思っていましたが、乙さんのプログで現実を思い知らされた気がします。
 今、あるファンドマネージャーの方に相談しているのですが、フィリピンの物件(住宅)を薦められています。
 その方も持っていらっしゃるそうで、700万で買って7%から8%で運用されているそうですが、こういう物件はこれからの将来を考えるとお買い得なのでしょうか?乙さんでしたら、買われますか?
 日本の銀行というのも今後は危ないと思いますし、どこにお金を置いておいたらいいのやら・・・ととても悩んでしまいます。
 その方は実際購入されて、家賃収入を得ていらっしゃるそうで、しかも10年後は1.5倍の値段になるらしいのですが、そういうことが私には全くわかりません。
 ヘッジファンドのことを問い合わせたファンドマネージャーの方から日本破綻のことを色々書いたメールが来て、海外不動産を薦められました。(今まであまりに無知だったので、その時から、財政破綻という言葉を考えるようになり、今も、乙さんの書かれた「海外投資の意義」を一生懸命読んでいます。)
 この物件を購入となると私はフィリピンに行けませんので(ここが非常に問題なのですが)ファンドマネージャーさんに手間賃、相談料込みで135000円を払うことになり、手数料が年1%掛かるようになるのです。
 それでも銀行に預けておくよりは年7〜8%だったら得なのか、自分でもよくわからなくなっています。
 乙さんにアドバイスを求めて、本当に申し訳ないと思っております。ただ乙さんの考え方に共感する部分が多いですし、今まで培った投資経験で教えて頂けることも多いと思いますので、お願いした次第でございます。
 海外の物件を検索してみますと、フィリピンの物件、タイ、マレーシア色々な物件が沢山出回っていますし、私としては老後を考える意味でも本当に今が買い時かどうかを考えてしまいます。
 老後はフィリピンというのもいいかなと思ったり(日本での老後は私には絶望的にうつるのです)その前に日本がどうなるか全く私にはわかりませんし、色々と考え込んでしまいます。
 ただ私が一番怖いと思うことが「円がいつか紙くず同様になる」ということです。

 これからしばらく、この問題について考えてみようと思います。
 Yさんのメールは、いろいろなことがごっちゃになっているようなので、少しずつ切り分けながら乙の考え方を書いてみたいと思います。
 Yさんは乙と年齢が近いし、乙自身も将来海外に居住する可能性もあるので、自分なりに考えてみました。
 とはいえ、ちゃんとコメントすることもむずかしい問題です。現段階での乙の考えと受けとめていただき、自分でいろいろと調べてみることをおすすめします。
 なお、こんなことにコメントしていると、投資アドバイスをやっているなどと主張する人もいるかもしれません。乙の意見は、単なる一個人の意見でしかなく、それ以上のものではありませんから、ご注意ください。


posted by 乙 at 06:05| Comment(4) | TrackBack(0) | 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも示唆に富んだブログありがとうございます。色々な意味で先輩の乙様のブログは大変参考になります。

ところで、フィリピンの不動産は今、流行なのでしょうか?Q永漢さんのHPでも同じような質問がありました。
http://www.9393.co.jp/hihiq/kako_hiq/2010/10_0519_hihiq.html

こういう世界をまたにかけたような投資話は今後、増えそうですね。
Posted by ちっち at 2010年05月24日 11:36
乙さんの展開に期待しつつ見落としがちな点を

この投資を保護してくれる法律はなにが有るのでしょうか?
金融商品販売法、宅建業法、消費者契約法

法律によってカーバーをされていない取引をするメリットはどうでしょうか

あるIFAのページには、”マン島では投資が保護される”と書いてはあります。これがどのように保護されるか漠然としています
国内であれば、銀行が預金保険機構に加入していれば1000万まで保護されるというのはかなり一般的な知識です
しかしこのIFAはマン島の保護制度を理解しているか怪しいです。言い方を替えると、海外の投資家保護を知らずに海外投資を宣伝奨励していることになります

これがIFAにだまされたと思う根拠でも有ります
Posted by 遊歩道 at 2010年05月24日 11:55
論点がやたらたくさんあるような気がします。
乙さんの今後の記事に大注目させていただきます。
Posted by 40歳無職 at 2010年05月24日 20:28
ごめんなさい、訂正です
訂正前
あるIFAのページには、”マン島では投資が保護される”と書いてはあります。これがどのように保護されるか漠然としています

訂正後
あるIFAのページには、”マン島では投資額の90%が政府により保護され、投資先としてお勧めです”と書いてあり、実務的にも信頼できるような印象です。しかし実際は破綻に関する専門知識は持ち合わせておらず、責任逃れをする危険があります
Posted by 遊歩道 at 2010年05月24日 20:56
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