2006年03月24日

フィデリティ・USリート・ファンドB

 乙は、2004年10月に新生銀行でフィデリティ・USリート・ファンドBというファンドを購入しています。
http://qweb6.qhit.net/i_users/shinseibank/qsearch.exe?F=users/shinseibank/report&KEY1=3231203C
 申込手数料 2.1%、信託報酬 1.47%、信託財産留保額 0.3% というわけで、手数料は、まあこんなものかと思います。為替ヘッジのあるAタイプと、為替ヘッジのないBタイプがありますが、乙は、Bを選びました。為替ヘッジがあると、円高になったときでも、損失が出にくいのですが、一方では、円安になっても利益が大きくなりません。乙は、ここしばらくは、外国為替に関してあまり大きな変動はないものと思っていますので、為替ヘッジがないもののほうがリターンが大きいと考え、こちらを選びました。
 購入時に、過去実績が14年で平均 13.64% のリターンであることを知り、この調子が継続してくれればいいと思いました。さて、今までどうだったでしょうか。購入後、1年5ヶ月ほどになりますが、38%増と、これまた大変いい成績です。この間、基本的には円安傾向になりますから、それもいい影響を与えているわけです。乙はこういう成績に満足しています。
 リート(REIT)は、不動産投資の一形態です。アメリカは REIT の先進国で、日本よりもずっと早く市場が立ち上がっています。しかも、それぞれがかなりいい成績を上げていると聞いています。このファンドは、アメリカのリートのうち 38 銘柄に分散投資する形で運用されています。
 このファンドは、2005年4月ころをピークにして、純資産額が減少傾向にあるのが気がかりです。今は55億円まで減少してしまいました。こういう好成績を挙げているのに、解約が増えているんですね。なぜなんでしょう。投資信託では、基準価額が上がると解約する人がいると聞いたことがあります。そのせいなんでしょうか。長期投資家としてはそれはもったいないと思います。投資信託は、乗り換えると申込手数料がまたかかってしまうわけですから、なるべく継続するのが好ましい態度だと思います。
 もしかして、アメリカの住宅事情を(住宅バブルだなどと考えて)危険視する人が増えているのでしょうか。しかし、このファンドは、住宅に投資する比率が 17% と低く、小売・オフィス・工場に投資する比率が大きいのです。こういった面は、価格が大きく崩れることはあまりないと思いますので、乙は、投資を継続します。
posted by 乙 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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