すでにブログ(http://otsu.seesaa.net/article/12436140.html)に書いたように、乙は、ニュージーランドの高金利につられたのですが、為替が不利に働きました。
購入時の2005年4月には 1NZドルが約78円だったわけです。その後、円安に動き、2005年12月はじめには 1NZドルが87円くらいになりました。これが続けば、乙が購入した債券も相当にいい結果になったはずですが、その後、為替相場が円高に推移し、償還時の3月段階では 72 円程度になってしまいました。これで為替差損(約7%)が発生しますので、6%の高金利も焼け石に水で、全体としてマイナスになってしまったわけです。
しかたがありません。
乙は、現在、日本国内で外国の債券に直接投資することはしないと決めましたので、償還された資金は、別の運用に向けます。
こういう時期は、買物の心理とまったく同じで、わくわくして楽しみな季節でもあります。
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