日本人や日本企業が中国と関わりを持つことも多くなっています。
しかし、中国に進出した人たちが全部うまくやっているかというと、必ずしもそうではありません。
自分の能力のなさや計画のずさんさが原因ならばあきらめもつくのですが、中国には中国特有の問題があるようです。
日経ビジネスオンラインでは、「「これからは中国」でホントに大丈夫?」という連載が始まりました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100816/215801/
第1回は、中国に進出した日本料理店経営者の告白です。この記事を読むと、中国進出と一口で言っても、実際はなかなか大変な苦労があるようです。何よりも、古くからある慣習のようなもの(その中には白と黒の境界線上のものもあるでしょう)が関わってきます。そんなものへの対応など、日本人的感覚では考えられません。しかし、マフィアと公安への対応を間違えると命取りになります。
中国でビジネスを展開している人たちは、こういう不条理と戦いつつ、中国への進出を果たしたわけですね。乙は、それだけでも素直に「エライ!」と思ってしまいます。