2010年09月19日

勤め先の積立貯金

 乙は、預貯金のたぐいをあまりしていませんでしたが、数年ほど前から定期預金をするようになりました。
2009.12.8 http://otsu.seesaa.net/article/135002513.html
2009.9.25 http://otsu.seesaa.net/article/128785028.html
2009.6.1 http://otsu.seesaa.net/article/120590919.html
はっきり言って国債の代わりです。定期預金の方が利率が高いからです。
 個人向け国債については、じゅん@さんがお書きですが、
http://www.lay-up.net/archives/blog-entry-840-1009031958.html
話にならないくらいの低金利です。
 こんな国債に投資するくらいなら、定期預金の方がマシです。

 ところで、ふと気がついたのですが、乙の勤務先で積立貯金の募集をしていました。毎月1回の積立で、ボーナス時の増額も選べます。払い戻しは月1回です。一部払い戻しでも、解約でも選べます。利率ですが、年 0.60% で、半年複利です。銀行などの金利よりも高くなっています。
 これは、定期預金ではありませんので、必要なときに(月1回のタイミングではありますが)おろせるのが便利です。何かの際にも安心です。
 ペイオフの対象ではなく、預金保険にも入っていませんが、まあ、元本は大丈夫でしょう。
 ちょっと考えてもいいかなと思いました。
 それにしても、0.6% という利率が低くて、あまり気が進みません。
 普通の銀行の3年もの定期預金で 0.08%、ゆうちょ銀行の定額貯金3年以上で 0.07% という金利ともいえない金利なのですが、日本の現状ではこんなものでしょう。これを基準とすると、0.6% というのは、それなりに意味があるようにも思いますが、100万円を1年預けても、利息は 6,000 円にしかならないわけですから(半年複利だから、厳密にはもう少し多いですが)預けても預けなくても、あまり差が付きません。数%もあればその気になるのですけれどもねえ。
 今まで何回もパンフレットが配布され、そのたびに見送ってきたのは、利回りの低さが理由でした。
 やっぱり今回も見送りとしましょうか。
 ボーナスの時期には、ある程度の金利の定期預金のキャンペーンなどがあるでしょうから、それを利用することにしようかということです。
ラベル:積立貯金
posted by 乙 at 04:38| Comment(3) | TrackBack(0) | その他の投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 未だ貯金以外の運用経験の無い初心者ですが、乙さんの考え方も参考に、実践に向けて勉強させて貰っています。
 私は現在アメリカ在住ですが、こちらでは年利5%と言う預金口座も探せばまだあります(色々条件は付きます)。
 そんな折乙さんの「7%運用も難しいかもしれない」旨のコメントをみかけ、ノーリスクの5%運用が出来るならコレを運用の主軸に据えても良いのかも…違うか…??と悩んでいます。
 乙さんならどう考えますか?
 アドバイス頂けないでしょうか。
Posted by 米国南部 at 2010年09月19日 10:39
米国南部様
 なかなかむずかしい(説明するのが困難な)ご質問です。
 乙が「7%運用も難しいかもしれない」というのは、日本円を基準にして運用する場合です。アメリカドルの運用ならば、5%は行きますし、7%も可能ではないかと思います。しかし、日米の為替レートの変動により、日本円での長期の運用では7%はきわめて困難だと思います。
 というわけで、あなたがアメリカで7%運用ができたとしても、日本円では、そんなことにはならないと思います。
 ドル経済圏で生きていく(日本には戻らない)とお考えならば、7%の利回りは無理でも何でもありません。ぜひ、それ以上を目指してがんばってみてください。
 しかし、円経済圏で(日本で)生活していくとお考えならば、7%の利回りは大変むずかしいものと思います。
 このあたりご理解いただけましたでしょうか。
Posted by at 2010年09月19日 21:08
 早速のお答えありがとうございます。
 そうでした、7%という数字にばかり目がいって、大事な前提条件を忘れていました。
 胸の痞えが取れた思いです、これで5%運用に満足せず思い切って投資・運用の世界に足を踏み入れられます。
 私も数年後には日本に戻りますので、将来日本円で受け取る際の出口戦略は必要になると思いますが、まずはドル建てで利益を拡大出来るように頑張ってみたいと思います。
 これからも勉強させて頂きます、ありがとうございました。
Posted by 米国南部 at 2010年09月20日 08:10
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