2010年10月06日

日本でさまざまな ETF に投資可能に

 乙は水瀬さんのサイト
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1526.html
で知ったのですが、日興アセットマネジメントが、アメリカ・中国・インドの株式の ETF を日本市場に上場するとのことです。
http://www.nikkoam.com/files/lists/release/101005_j.pdf
 これはなかなかインパクトがあります。
 特に、米国株の ETF です。S&P 500 指数に連動するということで、やっと本格的な投資ツールが登場したことになります。しかも、信託報酬が 0.168% という低さです。これはすばらしい。
 乙は、米国株の ETF が日本で上場するとしても、あまり期待できないと考えていました。
2010.3.4 http://otsu.seesaa.net/article/142710065.html
まあ、冷めた目で見ていたということです。
 しかし、今回はちょっと事情がちがいます。この ETF は、日本の投資環境を大きく変えるものになる可能性があります。
 10月29日上場予定ということですから、その後、どれくらい買われるものか、まずはお手並み拝見といったところでしょうか。個人投資家からある程度支持されるようであれば、参入してもいいかと思います。

 こういうものが登場するとなると、海外で投資することの意味が(一部というかかなり)なくなってきたような気がします。
ラベル:ETF 米国株 S&P 500
posted by 乙 at 05:41| Comment(3) | TrackBack(1) | ETF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もものはいいとおもうのですが1545,1546のように流動性が低いという残念な結果になりそうな気がします
Posted by にんてんどうかぶぬし at 2010年10月08日 01:47
にんてんどうかぶぬし様
 確かに、あまり売れない結果になるかもしれません。
 こういう ETF が売れるかどうかによって、日本人の投資に関するリテラシーが試されるといった側面もあるでしょう。その意味でも「お手並み拝見」だと思うのです。
 あまり売れないようだったら、……日本をあきらめて(同様のものの)海外での購入にするしかありません。あまりに流動性が低いと、買うときに大変である以上に、売るときに売れなくなって、困りますからね。
Posted by at 2010年10月08日 04:37
お疲れ様です。
ETFとはいえ海外に投資できるETFで、まともなものが少ないのが日本の現状です。

野村のFUND NEXTシリーズは、ETFの割りに運用費用がやたら高くて、商品に値しないかなと思っていました。そこからすると日興AMの商品はだいぶまともな感じがしています。
Posted by 矢向 at 2010年10月10日 15:14
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日興アセット、米国株ETF・中国株ETF・インド株ETFを上場
Excerpt: 日興アセットマネジメントが、米国株ETF、中国株ETF、インド株ETFを2010年10月29日に東証に上場します。 日興アセットマネジメント プレスリリー
Weblog: 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
Tracked: 2010-10-06 09:22