2010年10月23日

年利2689%の消費者金融

 日経ビジネスオンラインの記事です。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101001/216481/
 年利2689%の消費者金融があるというので、見てみたら、イギリスの話でした。
 年利2689%とは、利息がものすごく高いことになります。しかし、乙はこういうのもありだと思うのです。
 1日約1%というわかりやすい金利です。しかし、実はそれが年利2689%だというのですから、複利の力はものすごく強力です。こういうところから借りる人は、本当に短期で借りるべきで、さっさと返すようにしないと、あっという間に破産します。
 でも、5日間だけお金を借りたい(その後は入金予定がある)というようなケースもあると思うのです。
 高金利で借りるかどうかは、個人の判断です。選択肢が用意されていることがうらやましいです。
 日本では、規制が厳しく、上限金利が年利 15-20% に引き下げられたため、消費者金融は四苦八苦しています。そんな低金利では、リスクが高い人には貸し出せません。
 日本は、高金利ということ自体がなくなってしまいました。(実は、ヤミ金融ですごい高金利があるのでしょうが、一般には知られていません。知られていないからヤミ金融なのです。)それが幸せかというと、そうでもないように思います。規制を厳しくしたことで、消費者金融がつぶれてしまいました。借りようにも借りられないことになってしまいました。選択肢がなくなってしまったことが問題なのです。
 本来は、そんな規制はいらないのではないかと思います。
posted by 乙 at 05:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同感です。
高い金利が悪いのではなく、
(それは貸し倒れリスクとの見合いで、
マーケットが決めれば良い話)
違法な取立て行為が良くないと思うので。
貸したものを返せと言うのは当然ですが、
返せない者に貸してしまった責任もあると思うので。

Posted by mushoku2006 at 2010年10月23日 08:08
mushoku2006 様
 違法な取り立ては問題です。
 中には、借りたまま返さない人がいるので、そういう人からどう取り立てるかというのはむずかしい話です。とはいえ、違法行為に走ってはいけません。
 「違法にならない範囲で厳しく取り立てる」というあたりをうまく行うのが消費者金融の運営上のコツなのでしょう。
 乙はこのあたりはまったくわからない世界です。
Posted by at 2010年10月23日 08:43
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