「関係国との協議を開始する」ということで基本方針が固まったはずですが、必ずしも党内がそれで一致しているわけではなさそうです。
日経新聞の記事
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2E5E2E2868DE2E5E3E3E0E2E3E28297EAE2E2E2;at=ALL
でも、民主党の政調会長代理・城島氏の発言を報じています。一生懸命足を引っ張ろうとしているようです。
TPPの問題点・方向性については、以下の記事が参考になるでしょう。
http://diamond.jp/articles/-/9965/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101028/216855/
特に前者は、読者の世論調査の結果
http://diamond.jp/articles/-/9965/votes
があって、(本当に世論を正しく反映している結果だとは言えませんが)圧倒的多数が日本のTPP参加に賛成しています。
NHKのニュース番組を見ていたら、世論調査の結果が報道されていました。11月5日〜7日にNHKが行った全国20歳以上の人が対象のRDD調査です。1627人中の1020人が回答したとのことです。それによれば、「TPPに参加すべきだ」が 37%、「参加すべきでない」が 11%、「どちらともいえない」が 47% だということです。「どちらともいえない」が多いところにとまどいが見てとれます。
上述のダイヤモンドオンラインの記事は、世論調査ではなく、こういうサイトにアクセスして記事を読むタイプの人の意見ですから、全国平均よりも偏っているのでしょう。
乙は、TPPに参加するのが当然だと思っています。
乙は、農業に関しても、日本の農業はそんなヤワなものではないと思っています
2010.8.22 http://otsu.seesaa.net/article/159997980.html
ので、TPP参加をいいきっかけにして、農業の構造改革ができるのではないかと考える方です。
食料自給率なんて気にする必要はなく、どんどん世界各国から買うようにすればいいし、さらには、農業をやっている人たちが世界に進出して、現地で安くておいしい農産物を作り、それらを日本に輸出するような仕組みを作るようなことを考えるべきでしょう。
日経新聞の11月9日朝刊1面に「環太平洋協定 TPP日本の選択」という記事がありました。そこには次のように書いてありました。
多くの政治家は就業人口260万人の農業を「守れ」と叫びながら、日本の屋台骨であり1100万人が働く製造業の雇用が流出していくことに何の危機感も抱いていないように見える。
【中略】
戦後の日本ほど自由貿易体制の恩恵を受けた国はない。しかし内向きの政策に終始した結果、雇用は海外に流出し、外貨も入ってこない状況を招いた。TPP反対の国会議員はこの国の雇用をどうしようとしているのだろうか。
まさにこれが問題なのですね。民主党はしっかりしなさい!
>オレンジが防腐剤の注射を打たれて船便の長旅で来るのを見ると、嫌な気もします。
これは、個人間の感覚の違いが大きいと思います。乙は防腐剤がかかっていてもあまり気にしない方です。しかし、乙の妻はかなり気にします。
それに、日本国民がみんな防腐剤なしのオレンジを好むなら、そういう市場が成立しますから、少しくらい(たかだか10倍くらい?)値段が違うだけだとすれば、消費者が高くても安全なものを買うことになり、国内の生産者は新鮮でおいしいものを売ることができ、お互いにハッピーです。
中国の野菜にしても、中国国内で値段が相当に違っており、富裕層が食べる野菜と庶民層が食べる野菜はかなり違うようです。乙は、庶民層の野菜でも平気で食べます。
2006.11.9 http://otsu.seesaa.net/article/27070982.html
加熱すれば、普通に食べられると思います。実際、中国で生活していたときはそうしていました。
新鮮なサラダは(中国では)食べることをあきらめるのですね。
日本で売られている野菜にしても、防腐剤入りの安いものと無農薬有機栽培の高級野菜と両方が売られているのが理想だろうと思います。
TPPによって、関税なしで貿易ができることで、そんなことも実現しそうです。日本の農業がTPPによって壊滅するなんてことはありません。
大賛成です。
長くなるので、自分のブログに書かせてもらいます。