2011年01月29日

日本の債務危機を乗り切るために

 大前研一氏のコラム
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110125/258206/
で、日本の国家債務について「日本の債務はもはや解決不可能な域にまで達しており、このままではデフォルト(債務不履行)やハイパーインフレが避けられないことなどについては完全な意見の一致を見た。」としています。いろいろな選択肢を考えても、実現の見込みはなく、最終的にはインフレによって解決するしかないということです。
 この問題についてはさまざまな意見がありますが、乙は、結局インフレだろうと見ています。
2010.12.13 http://otsu.seesaa.net/article/173096077.html
これは、乙だけの話ではなく、最近、だいたい多くの人の意見の方向が一致してきたように思います。
 あとは、いつインフレになるかという点だけです。これが事前にわかれば大儲けできるのですが、ま、個人投資家には無理な話でしょう。
 本当はインフレを避けつつ安定した国家であってほしいのですが、……。
posted by 乙 at 04:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
乙川様
関係あるかどうか分かりませんが、今月住宅を購入したのですが、インフレ(国債金利上昇?)を視野に入れてフラット35で金利を確定させました。現状が低金利ということで変動を勧められたのですが、景気が良くなるというより、この手の悪い環境による金利上昇リスクを回避する目的でそのように決めました。(もちろんフラット35Sの金利20年引き下げプランでですが)

と、思ったのですが、よくよく考えれば国が危機的状況になってしまった場合、日本にいる以上は一蓮托生だと思います。それこそせっかく20年引き下げでも国からの利子補填でそれが成り立っているので、利子補填中止のように何らかの影響が出そうな気がします。
Posted by 喝! at 2011年01月29日 23:16
喝!様
 日本にいるかどうかと住宅ローンを借りるかどうかは別のことだと思います。
 仮に日本でインフレが起こる場合を考えましょう。
 日本にいるとインフレの影響で生活はきびしくなると思います。
 一方、住宅ローンは、インフレになると返済額が負担でなくなりますから、トクしたことになります。
 国の危機と個人の危機は別のレベルだと思います。
Posted by at 2011年01月30日 04:49
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