2011年01月31日

大手銀行は日本の国債を売っている

 大前研一氏は、公社債の売買高でいうと大手銀行が売りに回っていると指摘しています。
http://www.ohmae.ac.jp/ex/kabu/magmail/index178.html
 国債の発行残高が極めて大きくなり、もう持たないと考えられているかのようです。
 国債は、いつ未達が発生してもおかしくないと思っていますが、理論では、リスクゼロと考えられているので、買い続けられている形です。
 しかし、本当は国債の売りが始まっているのかもしれません。
 代わりに外国債が買われているというあたりが不気味です。
 大前氏の記事はちょっと恐いものでした。今後とも、この傾向には要注意です。
ラベル:国債
posted by 乙 at 05:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資関連の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
乙川様
はじめまして。確かにショッキングな記事ですね。
ただ、個人的には、記録的な円高から来る、円資産で海外資産を安く買おうという動きの一環なのかなという感じもします。
他業種の企業が、円高を利用して海外で買収するというようなものと同じ文脈に捉えていました。
もちろん、記事にあるような意図を銀行側が持っていないとは言い切れ無い現状ではありますから注視する必要はありますが、今、銀行が勝負をかけて蜘蛛の子を散らすように、国債から逃げ出そうとする場面が間近かというとそれは懐疑的です。
Posted by スタ好き at 2011年01月31日 20:04
スタ好き様
 確かに「今、銀行が勝負をかけて蜘蛛の子を散らすように、国債から逃げ出そう」としているのではないと思います。
 しかし、海外の債券に投資しても、(円高で負けて)そんなにもうかるわけではないのに、そのような行動をしているというのがおかしなわけです。
 毎月数兆円の売りというと、やっぱりかなりなわけですね。
 どう説明したらいいのでしょうか。
Posted by at 2011年01月31日 20:37
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック