ネットでは
http://www.sumishinam.co.jp/new_report/140838_R.pdf
で読むことができます。
このブログでは、ファンドの第4期の運用報告書について
2010.1.1 http://otsu.seesaa.net/article/136909141.html
で書いたことがあります。
さて、このファンドについては、のらFPさんのブログ「のらブログ」
http://norafp.seesaa.net/article/180857023.html
で「信託報酬以外のその他の費用の占める割合が高くハイコスト」と書かれていたので、ちょっと気になりました。
p.1 純資産総額ですが 25 億円まで伸びています。ここのところ、やや伸びています。マザーファンドの純資産総額(p.17)を見ると、比較的順調に伸びているようなので、ベビーファンドの純資産総額が小さめでも、あまり心配する必要はないように思います。
p.4 には、ベンチマークとの差異が書いてありますが、信託報酬要因△0.4%、為替評価日較差要因△0.8%、キャッシュ要因△0.2%、取引コスト要因等△0.4%、合計で△1.8%となっています。これくらいのマイナスは「そんなものか」と思います。
p.6 では、1万口当たりの費用明細が書いてあります。信託報酬22円、売買委託手数料1円、それに保管費用等8円で、合計 31 円となっています。信託報酬以外のコストがそんなに高いとも思えません。
なお、p.22 でマザーファンドのほうのコストを見ると、売買委託手数料4円、有価証券取引税2円に加えて、保管費用等が 21 円となっています。第4期の運用報告書と比べると、ここもコストが下がっており、まあ順調に運用されているように思いました。
というようなことで、乙は、のらFPさんの指摘するようなことは、あまり気にしなくていいのではないかと思いました。
【関連する記事】
- NISA で eMAXIS Slim 全世界株式の積立の設定
- 「長寿ファンド」に人気?
- CMAM日本株式インデックスeの第1期運用報告書
- CMAM外国債券インデックスeの第1期運用報告書
- CMAM外国株式インデックスeの第1期運用報告書
- 被災地応援ファンド「復興義援金」
- さわかみファンドの解約結果
- さわかみファンドを解約します
- 分配型の投資信託に関する考え方
- セゾン投信の月次運用レポート
- 中国・香港IPOファンド
- 「STAM 新興国株式インデックス・オープン」の第2期運用報告書
- 「STAM グローバル株式インデックス・オープン」の第5期運用報告書
- 「STAM TOPIXインデックス・オープン」の第5期運用報告書
- 毎月積立投信を「住信-STAM」シリーズから「中央三井-CMAM」シリーズに
- 「フェイム−アイザワ トラスト ベトナムファンド」の第3期運用報告書
- 積立投資がプラスになる
- 孫の出生祝として投資信託を(3)
- 孫の出生祝として投資信託を(2)
- 五つの投信の解約