2011.2.5 http://otsu.seesaa.net/article/184292849.html
乙は自宅のシャッターのメンテナンス工事をどうするかと悩んでいました。
お金がかかることと、工事期間が数日以上かかり、対応が困難ということの二つの問題があります。
さて、そのうち、隣の住宅で改築工事が始まり、足場を組んで、大がかりな工事になってきました。
となると、乙の自宅側で足場を組むわけにも行かないので、隣の工事が終わってからこちらのシャッターのメンテナンス工事に取りかかろうと思いました。
さて、隣の工事が終わろうとするころ、工事担当者と話をする機会がありました。すると、今の足場を利用して、乙の自宅のベランダのひさしが付いている場所のシャッターのメンテナンス工事を無料でしてくれるという話になりました。ただし、シャッターの部品交換が必要になっても、それには対応できないということです。
隣の住宅の工事期間中に騒音やほこりなどで迷惑をかけたから、そのお詫びのつもりもあるということでした。
何と、これで一番の問題だったベランダのひさしの撤去と再設置の問題がなくなってしまいました。
こうして、ある一面の側のシャッターのメンテナンスが終わり、1階の窓のメンテナンスも終わってしまいました。
あと、2階、3階の窓がいくつかありますので、そこのところだけ、足場を組んでメンテナンス工事をする必要がありますが、隣の工事担当者によれば、今使っている足場を外すときに、その金具などをそのまま使えば、きわめて安上がりに足場が組めるというのです。それはいい話です。さっそく「ついで工事」を頼みました。
職人を二人ほど呼んで足場工事を行うことになりました。足場工事の金額については、工事担当者が「職人2人分の人件費なので、8万円でどうですか」と切り出してきました。言い方からすると、値下げ交渉の余地がありそうです。しかし、乙は、そんなところでわずかばかりの値引きを要求するよりも、その金額で気持ちよくやってもらうほうがいい(どうせ、本来もっと高い金額になるはずだった)と考え、OKしました。
その後、シャッターのメンテナンス工事が終わり、乙の自宅の足場の撤去が終わったあと、請求書を見ると 73,500 円となっていました。ちゃんと値引きしてくれていたのです。うれしいものです。そのとき気がつきました。これが日本的やり方なのかもしれません。がちがちの値引き交渉をする客もいるでしょうから、業者側ははじめに高めの金額を提示するしかありません。そうして、値引き要求が来たら、それに応じて、客も納得し、業者もしかるべき金額を得ることになります。もしも、値引き要求しない客の場合は、業者側はその分もうかることになるけれど、それは客への値引き請求ということで余計な取り分は請求しないということです。気持のいい話です。
変な業者では、自分だけもうければそれでよいということになりますが、良心的な業者ならば、そこはうまくやるはずです。こういう業者に次も頼みたいと思うものです。
さて、シャッターのメンテナンス工事は、別途職人さんに薄謝を渡しましたが、合計でも10万円ほどで済んでしまいました。結果的に、当初の見積金額の1/3になったということです。
もっとも、また10年後には(あるいはもっと短い期間で?)シャッターのメンテナンス工事が必要になりそうです。そのときどうするかは問題です。
自宅に住んでいると、こういうメンテナンス工事の費用がかかるものです。費用は、ときに予想外に大きくなることもありますので、妥当な工事方法と金額をすり合わせるようにしなければなりません。今回は、偶然とはいえ、親切な業者に助けられた感じでした。
ラベル:シャッター
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私には知識が無いので、絶対値としてそれが高いのか安いのか?さっぱり分かりませんけど(^^)
不動産を保有していると、いろんなところで費用が発生するんだなあ・・・と改めて思いました。
そうなんです。
外壁の塗装工事もそうでしたが、自宅を所有していると、意外な金額の工事が必要になったりするのです。
こんなことを考えると、賃貸に住むのも一つの手だなあと思います。
乙の自宅では、モノがあふれているので、今さら賃貸には住めないとは思いますが、……。
老後は、賃貸だとちと厳しい場合があるようです。ある程度の年齢を越えると、大家さんが貸すのを渋ります。賃借人に死なれたりすると、後始末が大変だし、そこの借り手が見つからなくなるので、家賃を下げざるを得なくなり、結果的にかなりの損失になるようです。だからといって貸し渋るのもどうかと思いますが、……。
うまく老人ホームに滑り込めるといいのですが、それはそれで大変そうです。