楽天証券も一時使いましたが、今は取引内容が投資信託だけになっており、日本株の取引には使っていません。なぜかを説明しましょう。
まず、ログインした後の画面の見やすさです。乙の感覚では楽天証券よりもイー・トレード証券のほうがずっと見やすいと思います。
次に、楽天証券は、2005年にシステム上のトラブルが何回か起こりました。特に気にするほどのこともないと思いますが、こういうことがあると、自分の保有する株が「いつでも売れる」状態にないということになり、流動性リスクが高くなります。
さらに、楽天証券では、株式の売買手数料を値下げするという予告話があり、それが延期されるということが何回か続きました。これもいやな話です。決めたことはずばり行わなければなりません。そうでなければ、事前に予定を公表してはいけません。
楽天証券では、15:00-16:30 は株の売買ができません。この時間帯がかなり長く思えます。イー・トレード証券でも、同様の注文不可能時間帯がありますが、各市場の大引け後15分間程度です。
自分の保有株を2社に分散していても、資金効率が悪くなるだけで、あまりいいことがないという事情もあります。まとめたほうがいいと思います。
複数のところに口座を持つ理由として、一方でトラブルがあったときに、他方で取引するということがありそうですが、イー・トレード証券を使ってきた限りの経験では、そういうトラブルはめったなことではありませんし、イー・トレード証券のサイトにはバックアップサイトがありますから、いざという事態になっても、まあ何とかなるのではないでしょうか。それに、これは株を買うときには有効であっても、売るときには(信用取引をしていなければ)当該の(現物株を預けている)証券会社を使うしかないわけですから、意味がありません。
中には、2社でそれぞれ株を運用するスタイルが違うという人もいると聞きます。一方ではデイトレード、他方では長期投資というような使い分けです。しかし、乙はデイトレードはやりませんし、中期投資と長期投資では区別はムダだと思います。中期投資を継続して長期投資になるものであって、両者はつながっています。
そういういろいろなことを考えて、今は、乙の株取引は1社に絞っています。
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