生命保険は、もしも自分が死んだときに家族が路頭に迷わないようにするためのものです。
しかし、乙の場合、妻も働いていますし、子供はすでに大きくなってしまって、仮に乙が今死んでも特に問題になりそうなこともありません。そこで、それまでの生命保険の契約は解約してしまいました。
生命保険は、若いころ(子供が小さいころ)の一時期に入れば充分であって、ずっと入っている必要はありません。毎月払うタイプの保険料は、一見安いように見えますが、よく考えてみると、かなり高いように思います。そもそも保険料が安いか高いかをきちんと判断するための材料が保険会社から提示されません。
乙は、自分で投資するようになって、お金の運用にうるさくなりましたが、そういう目で生命保険を見てみると、基本的な情報が開示されていないように思います。日本人の各年齢別の死亡率がどれくらいで、保険会社はどういうコストを負担し、顧客にはどれくらいバック(保険金の支払い)をしているのか、保険会社はどういう儲けを出しているのか、など、何もわからないままです。
今、投資を経験してみると、数年継続してそれなりに資産を増やすことができれば、生命保険はまったく不要だ(生命保険でカバーされる金額くらいは投資でカバーできる)と思います。
昔のことを思いおこすと、乙は、なぜ生命保険に入るのか、入ることでどういうトクがあるのか、そういう自覚がないままに、何となく生命保険に入ってしまったように思います。
今は、それなりに自覚ができたので、生命保険に入らないという判断をしています。
家内は、乙の生命保険の解約に反対しましたが、それは当然の反応かもしれません。しかし、損得をよく考えれば、当然の結論のように思います。そうやって納得してもらいました。
私はシンプルな生命保険1件と医療保険1件に加入していますが、お金もないので、
寧ろ運用かなと思っています。
保険会社は大数の法則に守られ、
結局は一部の保険加入者が救われる構図なのかもしれません。
時間があるひとこそ、長期運用だと思います。その対象となる商品は・・。
noten3 さんは、お若いようですから、時間がたっぷりおありでしょう。ぜひ長期運用を心がけてください。
確かに、長期運用に向いている商品を選ぶところがむずかしいのですがね。