http://diamond.jp/articles/-/11554/
今回の地震と原発の事故を機に、節電などとともに、電気料金の値上げを主張する人はいろいろいますが、
2011.3.17 http://otsu.seesaa.net/article/191049323.html
基本料金の値上げというのは、ずいぶんと説得力のあるアイディアだと思いました。しかも、40A 以上の場合は5倍程度とのことです。具体的な数字が入っているので、検討しやすいと思います。
これくらいの値上げだと、かなりインパクトがあります。
乙の自宅の契約は 10kVA で、100A に該当します。これでも、寒い冬などではブレーカーが落ちる経験をしました。
最近、やたらと電気を使うクセのある息子が自宅を出て行ったので、今なら 40A でも大丈夫かもしれませんが、妻が寒がりなので、やっぱり 40A では生活が成り立たないかもしれません。
東京電力のサイト
http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/home02-j.html
によれば、6kVA 以上の契約は従量電灯Cという契約で、基本料金は 1kVA(10A 相当です) あたり 273 円です。したがって、10kVA の基本料金は 2,730 円です。5倍になれば、これが 13,650 円になります。電気をまったく使わなくても毎月これだけかかるわけです。乙の自宅では冬に電力使用量がピークを迎えます。1ヵ月あたりざっと3万円くらいです。エアコンを使わない時期で 12,000 円くらいでしょうか。それを基準にすると、数割〜2倍程度の電力料金アップになります。
さて、もしもこうなったら、妻とともに考え込みそうです。
そういえば、半世紀も前の乙が子供だったころは、電気の契約量が 5A だったことを思い出します。昔は、そういう生活だったのですね。電気を使うものといえば、照明(電灯)がほぼすべてで、テレビも冷蔵庫も洗濯機も電子レンジも炊飯器もなく、もちろんエアコンもなかったのです。電気を使うものがないのが普通の生活だったのですが、今はそんなことが考えられなくなりました。そういう生活に戻れと言われても戻れないでしょう。
避難所生活をしている人などで、停電が続いている人たちは、さぞや苦労をしているのだろうと思います。
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なるほど!です。
何故に使用量に応じてではいけないんだろう?
と初めは思いましたが、
アンペアごとの基本料金を累進性にして、
アンペアの上限を下方修正させてしまえば、
抜本的な使用量制限になりますね。
そうなんです。乙も「なるほど!」でした。
しかし、使用量に応じた値上げが悪いわけではありません。それでも電気を節約しようという意識は高まると思います。
まあ、そのためには、やはり数倍くらいの電気料金の値上げが必要かとは思いますが……。
乙の例のように、1ヵ月あたり3万円の電気代を払っている家なら、5倍として15万円ですから、それは節電に努めると思います。
たとえば、エアコン暖房は使わないようにして、FFファンヒーターを買ったりするでしょうね。