数十年続けてきた習慣ですから、新聞を取らないということもさみしい気がしていますが、本当に必要かと考えてみると、けっこう不要なように思います。こんなことを考えてしまうくらい、新聞で読むべき欄がないように感じています。各種ブログの方が鋭い洞察にあふれています。
ただし、新聞の宅配には、まったく別の意味が一つあります。
一人住まいの場合で孤独死した後、比較的早く「発見」されるということです。
まあ、死ぬこと自体には間に合わないので、ホントに意味があるのか、疑わしいのですが、……。
さらに高齢化が進んでいくこれからの日本で、新聞の宅配は重要な福祉ポイントになるかもしれません。民生委員なんて、たまに回ってくるだけだから、孤独死なんてわからないでしょう。それよりは新聞配達員の方が、新聞受けにたまっていく毎日の新聞を見て異変に気づくと思われます。
年を取ってからの一人住まいがどんなものか、乙は経験したことがないので、わかりません。
そういえば、ブログもそんな意味合いがあるかもしれません。ブログの更新が(意図的でなく)途絶えたとき、その管理者は身体的に危機状態なのかもしれません。まあ、そんなことにはなりたくないものですが、……。
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半年ほど「デイリー・ヨミウリ」を取ったとき以外、
新聞を定期購読したことが無いです。
一人暮らしを始めて20年以上ずっと、
図書館でまとめ読みして終了。
十分何とかなります(^^)
>>一人住まいの場合で孤独死した後、比較的早く「発見」されるということです。
しかし、この効果は気がつきませんでした。
>>そういえば、ブログもそんな意味合いがあるかもしれません。
これもなるほどです。
しかし、住所を公開していないので、
不調に気がついた人がいても、
誰も助けに来てはくれない(^^)
住所を公開していなくても、リアルワールドの身近な人数人に、「こういう名前でブログを書いているので読んでおいて」と言っておけば大丈夫です。
その人がきちんと読んでくれているのか、わかりませんが。
乙の場合は、二人の息子に知らせてあり、まあ読んでいるようです。
常々思っているのですけど、新聞の宅配制度を維持するのであれば、販売店も新聞以外に野菜やら日用品やら届ければいいのに…古い言葉で言うと「御用聞き」でしょうか。
どうせなら宅配そのものもクロネコヤマトやら日本郵政に代行させれば、一気に利便性がアップすると思うのですけどね。
いろいろ問題点があることは承知しているつもりですけど、現在の状況下では手段を選んでいる余裕はないはずですよね、新聞社は。
新聞は、地域にもよりますが、朝刊だけのところと朝夕刊セットのところがあります。
つまり朝刊が中心ということになります。
すると、朝、家人が出勤前に読めるように、かなり早い時間帯の配達になり、まだ家人は寝ている場合も多いと思います。日経新聞なら、4時ころの配達です。
となると、ご用聞きとは重ならなくなります。
宅配の外注はあり得る話ですが、それでも自社での宅配をしているということは、宅配を外注するとコスト高になる、つまり、自社での宅配はそれなりに安くできるということでしょう。
販売部数がもっともっと減っていった場合に、配達先が分散してしまい、宅配のコストが上がって、自社による宅配が維持できなくなりますが、そのときに、宅配の外注が起こるのでしょう。
それはいつでしょうか。
意外と早いかもしれません。地方都市など、人口密度が低いところほど、先に宅配の外注化が起こるはずです。
もしかすると、何社かの新聞を共同で配達するようなしくみで販売店が動いているところがかなりあるかもしれません。
ご用聞きはやや無理筋でしたかね…。
しかし朝に新聞を配ろうとするのが宅配コスト上昇の一因ですし、ネット配信が徐々に定着してゆくことを考えると、朝刊という形態もいずれ姿を消すかもしれません。
また新聞販売店は実質的に24時間休みなしで動いているので、たとえばコンビニと併せて経営することで従業員の人繰りを軽減する効果なども期待できるのではないでしょうか。
なお合売については以下のような試みがなされています。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/10/any.html
コンビニのような、客が来店する形態と、宅配とは、相当に異なる業態だと思います。
それに、新聞販売店は、24時間働いているといっても、メインの配達は朝刊や夕刊の配達時刻にあわせていっせいに動き出すものでしょう。
朝に宅配するからこそ、奨学金代わりをねらう学生なども働けるというものです。
これを(たとえば夕方に?)変えるとなると、いろいろなところで摩擦が起きそうです。
朝、あまり人がいない時間帯に個別に配達するからこそ少ない時間で済んでいる(結果的に低コスト)という面もあるでしょう。