HSBC 香港(こちらは銀行ですね)で扱っているインド株のファンドは、HSBC(こちらはファンドハウス=投信運用会社ですね)の他に Fidelity とか、Franklin、INVESCO、JF など、いろいろありますが、どれも手数料は同じようなもので、差が付きませんでしたので、乙としては、HSBC という名前に親しみを感じて、これを選びました。
申込手数料 5.25%、信託報酬 1.5% で、HSBC 香港としては、まあ普通の手数料です。
http://www.hsbc.com.hk/data/hk/personal/invest/unit/pdf/ut_fs_40088_en.pdf でわかるように、運用純資産は US$ 6308 million(2006年5月現在) です。ざっと7000億円以上あり、充分な大きさのファンドです。いや、むしろ大きすぎる感じさえします。しかも、今もどんどん大きくなっています。何といっても確かな成績なので、資金の流入が続くのでしょう。
乙の場合も、すでに 5.25% の申込手数料はカバーしてしまい、現在、15% ほどの増加となっています。先日の大幅下落以前は基準価額が4割ほどの上昇を記録しており、大変ホクホクでしたが、今は、インドの株価の大幅下落によって、運用成績は「ややホクホク」程度になりました。
最近2ヶ月ほどのインド株の値下がりは厳しかったですね。こういう時に(さらには高値の時に)ファンドを解約できる人はエライと思います。乙は、5年以上の投資を予定していることもあって、値下がりしているという理由で解約する気は起きませんでした。
株の値下がりは、何の兆候もなく、突然やってきます。これから逃れることはきわめてむずかしいと思いました。いい経験でした。
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