http://www.hsbc.com.hk/data/hk/personal/invest/unit/pdf/ut_fs_61077_en.pdf にもあるように、このファンドは、実はロシア株が中心です。名前だけではわかりにくいですね。投資先の国は、ロシア51%、トルコ14%、ハンガリー9%、ポーランド8% などです。
手数料は、申込手数料 5%、信託報酬 1.5% で、HSBC 香港としては、まあこんなものでしょう。このファンドは2006年4月段階で 4,306 ミリオンユーロ(約 6200 億円)を運用しており、安定した成績を残しています。
乙は、2005年8月に購入しましたが、基準価額は1年弱で 24% 上昇しており、乙としては満足しています。もっとも、5月〜6月の大幅下落の前には5割増を記録していましたから、それに比べると下がっています。
ロシア株も、確かに BRICs の一部として数えられるだけの価値があるようです。
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HSBCでたまたま見つけたFUNDの中の一つがMLIIF Emerging Europe Fundでした。
詳しい解説をありがとうございます。
私にとっては始めてのFUNDなので少し心配しています。
素晴らしいブログで大変勉強になります。
ありがとうございます。
次の香港でBMIでマンインベストメント社のファンドを購入したいと考えていますが、手続きのアドバイスなどありましたら教えて頂ければと思います。
これからも読ませていただきます。
ありがとうございます!
粕谷正幸
makasuya@cba.att.ne.jp
MLIIF がいいファンドかどうか、何ともいえません。
Man Investment にしても、ほんとにいいのかどうか、何ともいえません。
それに飛び込むのも、飛び込まないのも、個人の判断です。