2006年08月07日

Walton International Group Inc. ランド・バンキング

 カナダのランド・バンキングです。
 http://www.waltoninternational.com/ に説明がありますが、この説明は概略だけです。
 乙は、2006年6月に New Tecumseth Phase 014 というのに投資しました。
http://www.waltoninternational.com/asia/project_details.asp?ARTID=160
 今は振込金の受領書が送られてきた段階です。
 Walton 社は、ネットで何でも公開する主義ではないようです。ネットで情報が得られるようにすると、宣伝・広告している形になり、それを嫌っているのでしょうか。もしかすると、何らかの規制に引っかかるのかもしれません。そのため、Walton 社のランド・バンキングの詳細は、会社に問い合わせをした上で、紹介される担当者(日本人です)と個人的に相談しながら知るしかありません。今のネット時代にこういう対応でいいのかどうか、乙は疑問に思います。
 ランド・バンキングというのは、将来の需要を見越して土地を買って、所有しておき、後日販売して、そこから収益を上げる資産運用手法です。Walton 社は建物類の建築などはせず、土地の区画整備までを行うようです。ランド・バンキングは、カナダではさかんなようで、Walton 社以外にも複数の会社が手がけています。(ネットで調べるといろいろ見つかります。)
 各投資家は、Walton 社が設けた共同体に参加することになります。まあ、土地を共有していると考えればいいでしょう。投資家には、土地所有権証が発行されるとのことです。乙のところにもそのうち送られてくるでしょう。
 Walton 社は26年のキャリアを持つ、カナダでNo1のランド・バンキングの会社で、現在保有中の不動産は 14,000エーカー(約17百万坪)で、世界各国におよそ2万名の投資家がいるとのことです。
 過去の実績は、必ずしも全部わかっているわけではありませんが、だいたい数年程度経過したら土地を売却するようです。共有の土地をどういうタイミングで売却するかは、その時点での所有者全員の合議によるとのことで、6割以上の所有者から賛成が得られたときに償還するのだそうです。
 結果的には年率換算で数%程度の利回りになることが多いようですが、さて、果たして乙の場合はどうなんでしょうか。乙としては、7%程度の利回りがあれば投資してもいいと思いますが、事前には何とも予想できません。
 この投資では、カナダ政府に相当たくさんの税金(固定資産税など)を払うことになります。出資者は非居住者ですから、税金も高くなるのは当然です。しかし、それを払った後でも、年率数%のリターンになるとすれば、投資も考慮する価値があるように思います。
 ただし、乙としては、この仕組みを全面的に信頼しているわけではありません。ランド・バンキングをしても、出資者は特に手数料を取られるわけでもないというのは不思議です。Walton 社が手数料を徴収しないなら、手間をかけて個人投資家をかき集めるよりも、銀行か何かにその分の融資を頼んだ方が簡単でいいのではないかと思います。
 また、こんなにも次々と投資案件を出していって、それらが数年先に全部売却できるものかどうかも疑問に思うところです。
 Walton 社が倒産した場合は、土地を処分するのに手間がかかります。土地の所有権登記(に相当するもの)があるので、出資した金額が全損失になることはないと思いますが、万が一、土地の評価額を Walton 社があえて高く設定しているような場合は、市場価額で売却しようとすると大幅な損失になることがありえます。
 そういう疑問はありながら、乙は「自己資金のごく一部ならば、ま、いいか」的な感覚で投資を決断しました。あまり多額の金額を投資するのは危険だと思います。今のところ、乙は、数年(最長10年?)先に償還されたら、それを再投資にあてたいと考えています。(それまでには Walton 社の対応などもわかりますし。)

 なお、乙は、タイの Royal Siam Trust のランド・バンキングには投資しないことにしました。
http://otsu.seesaa.net/article/15658158.html
 タイに比べると、カナダのほうが先進国で政治も経済も安定していますし、Walton 社の場合は、当該物件の説明がある程度詳しくHPに書かれている点もいい印象を持ちました。
2011.3.13 追記
 ランドバンキングの説明会に参加して感じたことを
http://otsu.seesaa.net/article/190332477.html
に書きました。
 よろしければ御参照ください。
posted by 乙 at 05:07| Comment(5) | TrackBack(0) | 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。タマヤといいます。
初めてメールします。
先日友人に「投資の話がある」と連れられて行ったところ、Walton社のランドバンキングの話でした。その時の説明では、Walton社は、「ランドバンキング世界一であること」、これから開発する土地のスライドが映され、「5年間で2倍にすること」、「基本的には1エーカーが5万カナダドルだが、1/5エーカーで1万カナダドルでも投資できる」ことの話をされました。説明を聞きにきた方は30名ほどでした。質問の時間が全く無く、売却の仕方、手数料、カナダの税金の事、こんなに手間をかけて末端の投資家を集めてどんなメリットがあるのだろうと考えながら、インターネットを検索していましたら乙様のブログを見つけました。Walton社のランドバンキングの投資でブログに書かれている事以外に何か情報があれば教えてください。(今回の話は、カナダのグレーター・ゴールデン・ホースシュー地域です。)お時間のあるときで結構ですので宜しくお願いします。  タマヤ
Posted by タマヤ タクゾウ at 2007年12月04日 21:15
タマヤタクゾウ様
 残念ながら、乙はこの記事以上のことを書くことはできません。
 その後の対応などで、若干のことを経験しましたが、改めてブログに書くほどのことではありません。
 単純に数年先の償還を待っている状態です。
 今回の投資が心配ならば、投資しないことが一番いいと思います。
 特に、海外投資には詐欺話も多く、乙も引っかかっている次第ですから。
Posted by at 2007年12月04日 21:38
乙川様。
こんにちは。
早速の御返事有難うございました。
Walton社の日本人の社員の方に再度聞ける限り聞きまして、再考してみます。
お時間をとっていただき、有難うございました。
Posted by タマヤ at 2007年12月05日 06:56
こんいちは。今マレーシアに住んでいるジュリと申します。Walton社に投資することを深刻に考えています。

アドバイスお願いできますか。
日本語があまり上手ではありませんが、
上の日記を読んで、メールすることになりました。
よろしくお願いいたします。
Posted by Julie at 2009年07月08日 12:16
Julie 様
 Walton 社は、世界各国に担当者がいます。
 マレーシアにもあるのではないかと思います。
 もしもなければ、シンガポールの担当者に連絡するのがいいでしょう。
 WWW で検索すると、担当者と連絡先がわかると思いますよ。
 わからない場合は、カナダの本社に連絡すれば担当者を紹介してくれるはずです。
Posted by at 2009年07月08日 13:29
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