2006年08月15日

乙の投資スタイル(3)最初の出会いから投資の判断に到るまで

 乙が、今、投資しようと思っている金融商品は、数種類あります。
 広告やウェブサイト、メルマガなどを見ていると、いかにもおいしそうな話が見つかります。セミナーなどに参加することもあります。そういう話はメモに残します。乙はゴミ投資家で、投資に回せるお金がそうたくさんはありませんので、そのうち投資しようと考えます。普段から数種類の商品がメモしてあります。
 メモを見ながら、時たま WWW で検索して各種サイトをのぞいてみたり、いろいろ他人の評判を聞いたりしています。時には、販売(仲介)業者に問い合わせることもします。目論見書を一読するにしても、海外の場合は英語ですから、そんなに簡単に読み切れません。こんなことをしながら、金融商品は、いきなり購入するのでなく、数ヶ月考えてから投資するといいと思います。これは、特に高額のもの・海外のものに当てはまります。「今すぐ買わなければならない」ような金融商品は絶対にありません。それは販売側のいうことであり、投資家としては、急がずにゆっくり考えることです。乙には本業の仕事もありますから、毎日金融商品ばかり調べているわけにもいきませんが、気になるものはメモしておいて、土日など、時間の余裕があるときにそれについて調べたりすればいいのです。
 こうして、乙は、メモ(投資予定一覧)を見ながら、ときおり調べて考えるというスタイルを用いています。そして、今までに購入したものを見ながら、投資先のバランスを考えたりして、次の購入にふさわしいものを選びます。
 決心が付いたら、いざ購入に進みます。実際は、お金がなくて、購入できないこともあります。しかし、それはただ待てばいいのです。乙はサラリーマンですから、給与という定期収入があります。また、他の投資が償還されることもあるし、臨時収入があったりもします。そういうときに、メモを見て、そこまでで一番ふさわしいと思った金融商品に投資します。
 しかし、検討した結果、最終的に投資しないと判断する金融商品もあります。このブログでは、その一部を取り上げて、乙がなぜ投資しないと判断したかを書いてきました。必ずしも、悪徳商品だと主張するものではありません。そのときの乙の考えでは、投資するのは不要だと考えただけです。
 投資決定に時間がかかり、申込の締切を過ぎたりして投資時期を逃してしまっても、それは失敗でも何でもありません。もしも本当にいい商品ならば、また投資できる機会が回ってくるものです。そういう機会が回ってこなかったら、縁がなかったんだとあきらめて、別の商品を探せばいいのです。「これしかない」というような金融商品はありません。これがダメなら別のがあるさ。この考え方でいきましょう。モットーは、あわてず、あせらずです。
 乙の実例では、最初に金融商品の説明を受けてから、最終的に投資(購入)の決心をするまで、最長のケースで8ヶ月かかった例もあります。
 購入のタイミングは無視しています。結果としてのパフォーマンスに影響するのは事実ですが、購入時にはその後のことは予想できません。長期投資を基本と考えれば、購入タイミングが数ヶ月くらい早くても遅くても、何も差がないようなものです。
 乙は、自分がこんな投資スタイルを取っていることを、最近意識するようになってきました。
posted by 乙 at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資方針 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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